(洋書ひとくち知識)・電車の中で読むときの注意点

・ブックカバーをかける必要はなく堂々と題名を見せて読むべし。アメリカでは地下鉄でグリ
シャム等を読むと、あまりにも通俗的なためインテリではないと馬鹿にされるおそれがあるが。

・自意識が強い人は、他人がどう思ってるかが気がかりかもしれない。「こいつ、洋書読んで
る振りしてんじゃね〜の?」こうした他人の冷たい疑ぐりの視線をはらすため、時々、マーカ
ーで書き込んだり、眉間にしわを寄せ首を傾げたりすれば完璧である。

・洋書を読んでいると外人が話しかけてくる恐れがある。話しかけてくる外人はたいがい日本
在住だから日本人の悪い発音と文法ミスに慣れていて寛容だから、臆せず適当に会話すれ
ばよい。ただし、意識的に外人の隣に座ってはいけない。

・日当たりのよい席に座ると、思わず居眠りをして洋書を床に落とす時がある。これは絶対に
避けてほしいw。