>>869
英語圏の某国の英語学校で勉強している日本人留学生にインタビュー調査したことがあるけれど、
何人もの学生が、日本の中学や高校では、英語がとても好きでもっと上手になりたいので、
授業中や放課後に自分から積極的にネイティブの先生やALTに英語で話しかけると、
他のクラスメイトから変な目でみられたり、いじめの対象にされたりするので、しかたなく
できるだけ英語で話さないようにしていた。でもこっちの英語学校では、授業中や放課後に
周りに気兼ねすることなく、好きなだけネイティブの先生と話せるのでとても楽しい、と言っていた。
これを聞いて、ああやっぱりなと思うと同時に、こうした日本の「出る杭は打たれる」的な
文化が変わらない限り、いくら英語の授業時間やネイティブの教員・ALTを増やしたり、
国際化云々だのコミュニケーション重視の英語教育だの言っても、ほとんど無意味だと確信した。