よく考えたら、
You just need to [do something].
というときの just を
  (1) ともかく〜する必要がある
というふうに訳そうが
  (2) 〜しさえすればいい、〜したら気が済む
と訳そうが、本質的に意味は違わないかもしれないと思えてきた。
もちろん微妙な意味の違いはあろう。それを読者が適当に解釈して、
いちばんぴったりくる日本語に移せばいいらしいという気がしてくる。

以上のことを考えるにあたって、「英語・多義ネットワーク辞典」の
just の項目を眺めていた。一つの単語の持つ基本的な中心的概念が
いかにして複雑多岐に分かれていって、あたかもものすごくたくさんの
互いにまるで違った意味を持っているかのように見えるに至ったかを
分析している。