>>365
なんか中途半端な知識で、色々と間違ってるよ。

受身(受動態)には
(〜された)〈動作〉を表す「動詞的受身」

(〜された)→(〜している状態)〈状態〉を表す「形容詞的受身」

の2種類がある。
http://imogakusei.seesaa.net/article/285349621.html
http://study.pink/adjective.html

後者の「形容詞的受身」は 完全に‘形容詞’に転化したものも多くて
その場合、 『be + 過去分詞』の形が
「形容詞的受身」なのか‘形容詞’の叙述的用法なのか
見分けるのは、意味的にも文法的にもほとんど不可能な場合が多い。
〔文法学者の間でも どっちの説の立場を取るかで分かれる。〕
なので、辞書でもたいてい、動詞と形容詞の意味が両方載っている。

worn out に関しては
手元にある英和と英英の辞書をいくつか調べたけど
形容詞として載ってるのは 少数派だな。
ハイフンがついた 形容詞‘worn - out’はほとんどの辞書で載ってるけど
これは「使い古した,すり切れた.」の意味では 限定用法のみで
叙述的用法だと「疲れ果てた」の意味になる。


あと、wear (+out) という「擦り切れる,摩滅する」という意味の自動詞で
現在完了の〈完了・結果〉
「擦り切れた・擦り切れてしまった(完了)」 → 「(その結果)もう着られない」というニュアンスを表す
と捉えることも十分可能でしょ。