Nativeでもリーディングができない人は多い。そういう人でも第二外国語を学ぼうとする人は沢山いる。
日本では大学生でも読書を殆どしない人も多い。彼等は読めると思っているが実質的な読書力は
あまりない。こういう人達でも英語を勉強しようとするが、そういう人達にとってもリーディングが最も
効率がいいとは言えない。寧ろ大多数の人にとっては、英会話学校にいくことやオーラル学習から
英語に入る方がいいと思う。母国語ですら読書が苦手なのに英語の勉強についてはリーディングから
入るのは間違っている。
 嘗て日本語の書籍が殆どなかった時代の学者は外国語の勉強を通じて読書力をつけた
が、彼等と同じように今は読書力がなくても英語の勉強を通じて読書力をつけることもできる。
すでに読書力がある人、もしくは英語学習を通じて読書力をつけたい人にとっては一定の英語力
の目標があると思う。
 最低でも平均的Native並みなら25000以上の語彙は必要だろう。もしそれが目標なら
ジタバタせずに25000語の単語を覚えるべきだと思う。語彙力がなければ読むことも聴き取ること
もできない。発音の多少のずれなどはいくらでも修正可能だ。
 ただ15000以上になると単語帳などはないのでリーディングからでないと語彙力をつけることも
できない。