>>603
the end of it all の "it all" については、

   (1) it all = everything

なんだと暗記すれば問題はないと思います。もう少し具体的に言うと、
it all は "all of it" というような意味で、その it とは「そこにあるもの
(われわれが知っているもの)」を指し、all は「そのすべて」を指す
言葉です。

なんでそれが単数の it になるかというと、たとえば宇宙全体を考えると、
宇宙が全体で1つだと考えれば it で受けることができます。しかし宇宙には
地球もあるし太陽もあるし空間もあるしアンドロメダ星雲もあると考えると、
them と言いたくなります。しかし今回の場合は宇宙全体を it だと
考えればいいのです。

it all に近い語順のフレーズとしては、他にもあります。

   (2) us all = all of us
   (3) we all = all of us
   (4) them all = all of them
   (5) you all = all of you

上の (2) から (5) までがきっちりと理解できれば、その延長線上に
"it all" があるのだと覚え、それが everything と似たような意味なんだ
と思っていれば、大雑把な理解ができたことになると思います。
少なくとも僕は、it all が出てきたら頭の中で everything と置き換えて
考えています。慣れてくれば、脳内変換しなくてもそのまま読み飛ばして
理解できるようになってきます。