>>864
デビューは、布施明と五木ひろし(松山まさる)が昭和40年、森進一が昭和41年、沢田研二(ザ・タイガース)が昭和42年。
ヒット曲を出したのが一番早いのは布施明(昭和40年)で、デビュー曲「君に涙とほほえみを」が少しヒットした。大衆ヒットは翌年の「霧の摩周湖」。
次が森進一(昭和41年)で、デビュー曲「女のためいき」が結構ヒットした。
次は沢田研二(昭和42年)で、GSブームに乗りザ・タイガースで大人気を博した。
以上の3人はデビューしてからすぐにヒット曲を出した。
どん尻の五木ひろし(昭和46年)はデビュー後ヒットに恵まれず、改名を重ね、全日本歌謡選手権での優勝を機に再デビューを果たし、ようやく大ヒット曲「よこはまたそがれ」が出せた。
森、布施、沢田に比べ、売れない期間が長かった五木には、どこか泥臭さというか庶民的な香りがする。
ビッグ4の中で五木の人気がいまだに安定しているのは、そういうところから来ているのだろうか。