現代の演歌部門で「ヒット曲」「代表曲」を想定したり要求したりするのはナンセンス。

下記データのように、1997年以降は、「誰もが唄える演歌の大ヒット曲」は、無い。
ちなみに平成の有名女性演歌歌手(伍代夏子・藤あや子・香西かおり・長山洋子・坂本冬美・島津亜矢)も、「誰もが唄える演歌の大ヒット曲」は、無い。

著名演歌歌手の「誰もが唄える演歌の大ヒット曲」のうち、「最後の大ヒット曲」は、下記の通り。
八代亜紀==1980年雨の慕情。
森進一===1982年冬のリヴィエラ。
大川栄策==1982年さざんかの宿。
都はるみ==1983年浪花恋しぐれ。
五木ひろし=1984年長良川艶歌。
石川さゆり=1986年天城越え。
天童よしみ=1996年珍島物語。
吉幾三===1996年津軽平野。

すなわち、1997年以降は、「誰もが唄える演歌の大ヒット曲」は、無い。

よって、現代において、演歌歌手に対して、「大ヒット」「代表曲」を望んだり想定したりすることは、極めてナンセンスなことだといえる。