新歌舞伎座の歌謡ショーの際、自己紹介として、ヤマトはムード歌謡、ヒカルは浪曲を一節ずつ歌うんだけど。はやぶさを知らないと思われる観客からも、結構良い反応がある。日によっては、沸いてるという感じもする。
ここにショウヤがいたとして、同じようにできたろうか…と思うと、やはり無理だったろうな。逆に、ショウヤが不在になったことで、こういう「歌唱力をストレートに示す」という自己紹介ができるようになった、とも言える。
彼の存在を惜しむ皆さんには、「酷い」と言われるかもだけど、それが現実でしょう。
自分だって彼が好きだったし、歌に感動することだってあった。でも、「上手くはないけど胸を打つ」とか「まだまだこれから成長する」では、一般の演歌歌謡曲ファンには認めてもらえないでしょう。
そういうことを彼自身よく分かっていて、ずっと辛かったろうし、身を引く要因の１つになったと思う。