GEAB Europe2020 臨時避難所01
荒らし対策用のGEAB Europe2020 臨時避難所です。
本来ならば役に立たない方が良いですが・・・
Europe2020は、2006年の2月頃から、ドルを中心とした経済体制が崩壊する
日が近いと警告し続けているフランスのシンクタンク。
ttp://www.europe2020.org/en/section_global/190207.htm
2006年3月にアメリカがドルのM3指標(世界中に出回っているすべてのドル量)
を中止したこと、石油取引でのドル離れの着実な進行、さらにイラク戦争
以降のアメリカ政府・国民に対する世界的な不信感の広がりもあいまって、
現在の経済体制を支えているベルリンの壁ならぬ「ドルの壁」が崩壊する日が
近いと述べている。
★本スレ
-アメリカ経済はすでに瀕死?Europe2020の警告-11
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/eco/1240141346/ /⌒ヽ
( ´ω`) お待たせですお
/ つ と)
GEAB41
GEAB41は利用可能
2010-2020の10年間:ゴールドVSドル 判定ゴールドのKO勝ちへ
FRBはもはや数十年にわたる戦いつまりドルの国際通貨の優位を保つ
ために数十年に及ぶ”ゴールド”との戦いを続けることはできない。
LEAP/E2020にとって、この10年はゴールドがドルを完膚なきままに叩きのめす
と理解している(ほとんどの主要通貨も)。
しばしば以前のGEABで読者に促してきたように、ゴールドへの
投資は個人資産の中長期の投資すなわち、ペーパーマネーや
金融資産の減価や金融危機の中でおきる支払手段へのリスク回避を
促してきた。
これらのケースにおいて、個人資産に占めるゴールドの位置は
やがて来る出来事やリスク回避を意味する(数週間や数ヶ月ではない)。
GEAB41はあらたな10年へ向けて、2010−2020のゴールドの予測、
と2009年4月にGEAB34で書いたことへの補足にはちょうどよい。
10年の見方 は論理的である。我々の分析は、個人投資および
中央銀行や機関の理事にとっても中長期の資産保持に対して助けなる
(例えば年金、公債、保険資金)。
40年来はじめて、(1971年の金兌換終了以来)世界中の中央銀行や
個人投資家が再度、ゴールドに回帰している。ゴールドの価値は
国際通貨としてのドルに保障されておらず、近頃はそうでもないが、
国際的にはドルの後継者とみなされているわけでもない。ゴールドはこの価値を
保つことができる資産にすぎない。 GEAB34で見たようにゴールドマーケットには矛盾がある。
この黄色い金属の市場は、価格においてゴールドの重大な
評価を見過ごさせるためFEDや巨大な中央銀行に
コントロールされているように見えるかも知れない。
にもかかわらず、グローバルシステム危機のため、
USが構造的に崩壊し(それにFED)また1971年以来、受け継いできた
国際通貨システムが崩壊し、ゴールドは不確実な時代の
安全な投資となった。心覚えに、GEAB34の刊行日以来、
ゴールドはドルに対して30%価値をあげ、ユーロに対しては
23%価値をあげた。
加えて、2006年に初めて現物ゴールドへの投資を推奨して
以来ゴールドはドルに対して100%、ユーロに対して85%価値をあげている。
2000−2009の10年:17の通貨に対してのゴールドの上昇(%)
しかし、ゴールドの価格の上昇は見えはじめていた。
これはあるマーケットが無意識に動いた結果ではなしFEDやその
サポーターの操作ではほとんどない。
3つの道具によってドルが国際通貨システムの中枢へ回帰することを
阻止され、現在もその状況にある。
つまり
”ペーパーゴールド市場”の発達が現物ゴールド市場を無力化し、
架空契約の中に叩き込んでいる。この契約とは本来ゴールドの
担保契約であるが、このゴールド自体が実際には存在していない
(あるいは同じ現物で何度も異なる契約に使われる)。
現物ゴールドの準備は実際改ざんされ、特にUSのものは
数十年独立監査を受けていない。
経済、金融メディアを通した通信戦術で、忘れ去られた戦争や錬金術師によって
貴金属は泥なると伝えるのと同じようにゴールドへの投資は
時代にはそぐわず、ゴールドに信頼を置いたのは太古時代のことだ
と組織的に仕向けられている。
最近まで40年間、世界中でこの流れを見ることができ、
この戦略は非常に有効だった。いくつかの国ではUKがはじめて
破格の値段でなげうった。この話は決定者が先を見通す個人能力
やこのような良質な予測にアクセスする必要性を示している。
このケースでは予測ができず得た100ドルが100億ドルになるかも知れない
ことをしめした。
しかし、国際通貨システムから40年離れ、ゴールド所有が
許された時代に組織された市場は機能し続けている。
これは変化し、ゴールド価格を押し上げることは可能か?
世界秩序にとっては要因の転換が絶対に必要である。
システム危機のインパクト増加や世界中でおきる地政学的
配置転換への突入などのようなものである。
FEDはドル覇権をめぐってゴールドともはや戦うつもりはない。
この能力の喪失はもちろん、複雑な現象を起こし、数多くの
要因で構成される。この要因はGEABで述べる。
主要通貨の対ゴールド価格(1900−2009)
(ユーロは1999年以前マルクとして、破線は1922年
ドイツインフレとWW2以降の断絶 World Gold Council / Matterhorn, 12/07/2009)
前述したように、GEABの最初の刊行年に、我々はそこで、
来る12ヶ月をいつも予測してきた。特に新たな10年とともに
始まることや更に、注意深い観察者の感覚で世界秩序
におきる激変を記してきた。例外的にFranck Biancheri
(GEABのコーディネーター)はこの流れで執筆し、ポストクライシスワールド
を扱っている(publication in France expected in spring 2010)。
これは彼の2010−2020予測のうちの一つに一致し、我々チームも
利用し、GEABの読者も同様である。我々は機会をみつけ、
有料購読者には我々を包み込む来るべき10年への
有意義かつ理性的な地政学的突入を提供する。
2つカレンダーの中から、一つづつタイトルをつければ
”痛みの世界からの夜明け、その後”と”悲惨な暗がりの世界へ、その前”
で、我々チームは後者を選び、説明する。これは疑いなく、
厄介なことであるが、我々にとっては明らかに現状を反映している。
以上ですお
広報は34号を読んでいればそれほど得るものはない気がしますお