ウクライナ国民は、欧州連合(EU)との連合協定に署名したことで、
欧州とのビザ発給手続きの簡素化、さらにはビザが撤廃されると考えていたが、
隣国ポーランドは、ウクライナ国民向けのビザ取得プロセスを複雑化している。


これは、「ショッピングビザ」と呼ばれる査証に関するもので、
以前はウクライナ西部の住民にほぼ自動的に発給されていたが、現在は、
通常のシェンゲンビザを取得するために必要な書類とほぼ同じものを用意しなくてはならない。

ウクライナの「ヴェスチ」紙によると、以前は大勢の人が買い物をするために
ポーランドへ日帰りで出かけており、その際ホテルを予約する必要はなかったが、
現在はビザを取得するためにはホテルの予約が必要になったという。