ドイツ外務省、ロシアのG8復帰の条件を示す 2015年11月22日 15:46
http://jp.sputniknews.com/politics/20151122/1205105.html

ロシアがシリアについて西側との協力を進め、ウクライナ紛争が解決されたなら、ロシアは
G8に復帰できる。ドイツのシュタインマイエル外相が独ビルド紙のインタビューで述べた。

「もしウクライナ紛争が解決し、今後も種々の障害を克服でき、また、もしロシアがシリア
紛争について今後もこれまで通り我々と解決に向けた努力を続けるならば、西側はもはや
ロシアを西側の主要大国間の恒常的議論から締め出すことに長期的利益は見ないだろうし、
また見いだせるはずもない」と外相。

「もともとロシアを孤立させること、G8を長期的にG7とすることに関心はなかった」と外相。

G7は1998年にロシアが加わることで形式上G8となったが、事実上ロシアはこれより早くから
このフォーマットによる議論に参加していた。2014年、クリミアにおける出来事を背景に、
諸国はソチで開かれる予定だったG8サミットに出席せず、ブリュッセルで集まった。ロシアは
2014年、ちょうどG8の議長国を務めており、サミットはソチで開かれるはずだった。

http://jp.sputniknews.com/images/120/50/1205076.jpg