何だか「それなりに名の通ったものじゃないと酒器じゃない」流れがさびしいので
あえて安物の酒器を貼ってみる。

染付藤絵盃(口径7.7cm×高さ2.5cm)
http://imepita.jp/20110206/562000
http://imepita.jp/20110206/562170
http://imepita.jp/20110206/562370

某骨董市で盃の山から掘り出した。500円。写真じゃわからないがかなり薄造り(1mm程度)で、
光で透かして高台内側を見ると、表の藤の絵が透けて見える。染付は詳しくないので時代や産地はよくわからん。詳しい人教えてくれ。
藤の紋を持つ旧家が数盃として作らせたんではと推測。
いつもは土味がある備前や陶器が好きなので、染付はあまり使わないんだけど、
初夏の藤の花の咲くころにはこれを使っている。これよりいいと思う藤の意匠の盃に会ったことがない。