讃岐手まり作り体験 ohk
香川の伝統工芸「讃岐かがり手まり」を親子で手作りする体験教室が高松市で開かれました。
教室には約70人の親子づれが参加し伝統工芸士たちの指導で手まり作りにチャレンジしました。
讃岐かがり手まりは土台となる毬に草木染めした色とりどりの木綿糸を縫いこんで模様を作るものです。
木綿は讃岐三白として塩・砂糖と並ぶ香川の特産で、讃岐かがり手まりは江戸時代から子供の遊び道具として
親しまれてきました。子供たちは慣れない作業に戸惑いながらも糸の色や配置を工夫して自分だけの手まりを
完成させました。讃岐かがり手まりは香川県の伝統的工芸品にも指定されていて、
保存会ではこうした活動を通してかがり手まりの技術を伝えていきたいとしています。