東海地方の美術館・画廊・美術展総合スレッド
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>>272
>どういうアプローチで「芸術の本質」を説明したかったのでしょうか?
説明するのは構わないが、それはあなたが真摯・誠実に対話する事が条件です
しつこいが、とりあえず「カワウソの例」が失当か考えてみることです
>その鑑定の基礎にあるのいうまでもなく学術研究者の研究です。
なるほど、画廊にも「本物」があることを認める訳だ
しかし、啓蒙施設たる美術館以外には、「本物がない」と述べたのはあなたですよ(>>258) >>273
>ですから、全く変遷などしていないのですよ
ウソを言わないで下さいよ
「学芸員がいて研究ができる施設であるから美術館」なのでしょう?
「実物が見られればミュージアム」ならば「学芸員による研究」はどこへ行ったの?
借り物でも何でも、とりあえず「実物を展示すれば美術館である」というならば、
あなたが散々こだってきた「美術館と貸し画廊の違い」も説明できませんよ
貸し画廊も、実物を展示して、美術館と名乗れば良い訳だ
>実物である事を証明できるのは学術研究です。
誰もそんな事否定していません どこのスレに書くのが適当かわからないけど、このスレなら某氏が読みそうだと思うので。
先日行った美術館で、存命の画家の「○○展」があって、
会場で絵を見ていたら、年配の女の人に声をかけられた。
聞くと、画家の奥さんだとのこと。
「熱心に見ていらっしゃるから、よければ感想でも」と言われた。
話に合う部分が多く、途中で休憩コーナーのソファに移って、
結局2時間ほど話し込んだ。このスレ的に興味があったのは、
その人の「日本の美術館をダメにしたのは現場に立たせるのを
アルバイトやパートにしたこと。あの人たち、何も知らないでしょ?
中に引っ込んでる学芸員はぜんぜん出て来ないし、
机の前の仕事でしかしないから、今の日本の展覧会はこんなになってしまった」
という発言。東京芸大を出て、公立の美術館で個展まで開かれる画家でも
生活は苦しいから、「よければ作品も買ってくださいね」と言われて、
「私のような者に○○さんの作品はとても手が出ません・・・」
と言ったのだが、「直で買っていただけたら、×号***円ぐらいですよ」
と言われた金額を聞いて、あまりの安さに驚いた。
話の焦点が複数になったけど、画家は大変なんだね。
そして、やっぱり日本をダメにしたのは“非正規雇用”だという認識を強くした。 >>278
某氏(RAIDEN氏ら?)じゃないけど
それって、非正規の方が悪いのでしょうか?
派遣企業や外注する行政側の問題と言う気がしますが… >>280
そういうレベルでもなくて、働く者はすべて正規雇用であるべき。
まったく働かないか、働くなら正規雇用の2者のみ。
パートとかアルバイトとか、特にボランティアは邪魔でしかないという話。 >>281
そう意味だったのですね
失礼致しました 素人がパッと思いつく限り挙げるだけでも、
美術館・博物館が負う役目はこんなにたくさんある
1. 地域の学校教育との連携
2. 生涯学習の支援 (>>278 のいうところの「現場」はこれに相当)
3. 「興業」としての展覧会の企画
4. コレクション蒐集
5. 研究
6. これらの統括・管理・運営
・・・たぶん、このほかにも色々ありそう。 つづき
それぞれ違う能力が要求されるのに、全部、少数の学芸員にやれというのに無理がある。
だから学芸員に割り振る役割の取捨選択をして、他は「外注」せざるを得ない。
日本は学芸員に負わせる役割としては 3, 4, 5 の比重を重くして、
1, 2 はアルバイトやボランティアを活用、というカタチにしてんだろね。
でも「アルバイトやボランティア=非正規雇用」 だから、業務の質が低下する、というのは短絡的。
極端な例だけど、ディズニーリゾートを支えているのもアルバイト。
今、日本の美術館に必要なのは外注のマネジメント専門家だと思う。
現に損保ジャパンなんかは、ボランティアをうまく活用してるらしいよ。
どこかの図書館の人が、今の制度では図書館と公民館、美術館・博物館が一体となって
運営することができないと嘆いていたね。それぞれの持つノウハウが無駄になっていると。 ボランティアはいわゆる肉体労働系か、
専門技術で働いている人が他の場所で無休で働く以外はよくない。
職場でも、「絶対にボランティアは入れるな」と上司の指示があって、
ボランティアを入れない分、自分たちが頑張れるように
さらに上から金をもらってきてくれた。
「働くからには金は支給すべきで、アルバイトでも最低で2500円/h」。
実際にはもう少しもらった。
アルバイトにそれだけ金を払ってでもボランティアを入れさせないんだから、
アルバイトを嫌う職場はもっと上に要求したらいいと思う。
正職員の給料が一層伸びる。
パートとアルバイトはクビ、ボランティア解散! >>286
まあ、業種・業態・企業文化・職場の習慣によって、一概には言えないけど、
一般論としてボランティアを悪者に決めつけるのも良くないよ。
「月曜美術館」ていう本、読んでみてほしいです。 ボランティアっていう精神はいいんだけど、
普通はしょせん素人の集団だからなぁ 東洋陶磁のボランティア解説はレベルが高かった。
東博の、教師OBらしき人の解説もそこそこ聞けるね。 反論は受けるつもりで書かせていただくと
ボランティアの中にはやる気ない人と、生きがいでやる気満々の人の差が
極端な感じがする。素人でも興味と知ろうという意識が強かったら詳しく
なっていくんだけどね。
派遣やアルバイト(らしき人)は流れ作業な感じでやってる人が多いかも。
まぁ観ているときに継続的に大声で私語している人間は論外ですが。
>>291
いたって正論だと思うよ。歴史や美術が好きで、
知っている範囲ででもきちっと説明しようとしている人と、淡々と流している人と。
そういう意味では、薄謝でもいいから支給して、その代わり評価もきちっと入れていく方が
良いんだろうね。
それかボランティアに拘るのなら、年間会員の中から、博物館公認オタク腕章つけせるか。
博物館板の科博の住人なんかおもしろそう。
291です
>>293
そうですね。おっしゃることわかります。
前にある博物館の解説(学芸員のよう)を何となく聞いていたんだけど、解説が
終わったあとに
おじいさんたちの質問攻めにいやな顔ひとつせずに自分の見解を取り入れながら
答えていたのはすごかった。こういう人がいるのが理想だよね。
すいません 連投なんですけどメナード美術館の「受け継がれる日本の
美」に行った方おられますか?チケット余っているのですがいけないかも
しれないので感想をお聞きしたいです。
よろしくお願いいたします。
かって美術館でガイドのボランティアをしていた身には、この一連の流れは非常に辛いものがある。
指摘がおおよそ当たっているだけに(あくまでも自分が経験した範囲しか分かりませんが。)
ただ、美術館側からは所詮外部の素人の扱いを受け、来館者の方からは美術館の人間としての対応を求められ、両者の間で苦しみながらそれでも「好き」の気持ちだけで活動している人達のことも多少暖かい目で見てやって下さい。 その辺は運営者の対応というか、フォローすべきところだと思う。
ある意味板挟みになりやすいのは想像がつくし、
せっかく意欲を持って参加している人のやる気を削ぎかねない。 まぁ 鑑賞する側が前もってボランティアって分かってたら多くのものを求め
ないと思うんだよね。運営側もボランティアだって分かる工夫をしてほしい。
知らないとあまり鑑賞しない人は職員だと思っていろいろ質問しそうだから。
豊田のフェルメール展は混んでるの?駐車場も満車かな? >>300
公式サイトや個人のブログによると、
開幕直後の土日は、相当混雑していたようです
6月14日に行きましたが、それなりの入りでしたが、
ストレスを感じるレベルではなかったです
客層(年齢・性別など)は、かなり幅広かったです
いずれにせよ、早めに行くに限ります
http://weblog.ctv.co.jp/vermeer/tFCdDFL >>301
ありがとうございます。
う〜ん、混むのは承知で17日連休中日に行く予定です。
平日に行ける人が羨ましいです。
そういえばここの美術館は金曜だけ開館時間が延長するのは
やってないみたいですね。 >>302
お盆前だから、殺人的混雑の心配ないかと
一案としては、余裕を持たせて入館して、
常設展示や図書室で様子を見つつ、ピークを外して、
展示室に入ることを検討しては、どうでしょう?
15時以降であれば、どの展覧会でも概ね緩和される傾向にありますが、
意外と時間がかかった場合、気忙しいのでリスクもあります
《地理学者》のみ一点集中で鑑賞されるならば問題ないですが… >>304の訂正
○:お盆前だから、殺人的混雑の心配はないかと
×:お盆前だから、殺人的混雑の心配ないかと 火曜日にフェルメールを、昨日はレンブラントを見てきた。
感想は、うーんフェルメールの方が良いかな。
やはり、世界に三十数点しかないフェルメールの中でも、男性の絵は今回展示されてる地理学者と
ルーヴル美術館にある対の天文学者だけだというし俗な言い方だと有り難みがあるな。
豊田市でも、レンブラントの作品が二点展示してあった。
一枚は、小型の女性の肖像画でもう一方はヘロデ王の前で竪琴を弾くダビデだった。
後の絵は、ルーベンスの工房の作が一点ぐらいでその他は無知だからよく知らなかった。
肖像画の他に、風景画や静物画や風俗画とかいかにもオランダ絵画て感じだったけど、大型の絵はなかったね。
平日だったしゆっくり見れたのがいい。
レンブラントは、ほとんど版画と油彩が11点だった。
版画は、同じ絵のバージョン違いを展示してあって比較できて良かった。
でも、超マニアじゃないから版画ばかりは物足りなかったな。
そこが、豊田と比べていまいちかなと思う。
油彩は、やっぱりチラシのミネルヴァが一番見応えがあったかな。
他のもまあまあ良かったけど、今勢いのあるフェルメールに比べるとうーんて感じかな。
それと地方だとしょうがないけど、図録に載っていた東洋風の主君に扮した自画像という絵は、
東京だけらしくて悔しかったかな。 306だけど、今日はヤマザキマザック美術館のロココの雅展に行ってきた。
正直なところフェルメールやレンブラントをみた後に、ロココ絵画て見劣るずるかなと思ってたけど、ロココ絵画も良いね。
バロックの重厚な絵画と良いけど、明るくて軽やかなロココ絵画も捨てがたいな。
ブーシェやルブランも良かったけど、ジャン=マルク・ナディエというルイ15世の宮廷画家の女性の肖像画が綺麗だった。
重厚で渋いバロックの肖像画も良いけど、ロココの肖像画は甘美なのが魅了的だね。
展示室の内装も、サロン風でシンプルな普通の美術館よりも良かったかな。
ここでフェルメールやレンブラントをやってくれたら、良かったのにと思った。
でも、ヤマザキマザック美術館を作ったヤマザキマザックていう会社の会長は、フランスかぶれで
特にロココ絵画大好きみたいだからバロック絵画の展覧会はしないだろうね。
絵画や内装がいかにもフランスかぶれで宮廷芸術大好きて感じだけど、自分も含めて素人受けするね。
ロココ絵画以外にも、特別に他の美術館から借りてきたロココ時代の服や時代が下るけど
ルイ16世様式の19世紀の家具やマイセンのツボとかもサロン風で良かったね。
その他に、常設のフランス絵画も展示してあったけど、アングルとドラクロワが良かったね。
ピカソもあったものびっくりしたね。
他は、アールヌーボーの家具やガレのガラス細工も展示してあった。 >>306-307
「レンブラント展」の《東洋風の衣装をまとう自画像》は、残念ですね
当初からだったのか、それとも震災の影響なのか、《音楽を奏でる人々》でなくてよかったです
「シュテーデル展」のロイスダールの作品は、図版と実物では、相当違いましたね
照明の関係もあるのでしょうが、とても興味深かったです
マザックは、所蔵作品を縦軸に、外部作品を横軸にするような展覧会を展開するようなので、
「ロココ」「フランス絵画」といった線を外れた展覧会は開催しないようですね >>308
レンブラント展は、一般人の意見としてはエルミタージュある本でよくみる絵とかを展示して欲しかった。
まあ、無理だろうけど。
シュテーデル展は、無知だからフェルメールとレンブラントぐらいしか印象に残ってないけど
ヘロデ王の前で竪琴を弾くダビデて図録で見るよりか現物はもっと暗い思った。
それに、この絵こそレンブラント展のテーマの光と闇にふさわしいんじゃないかと思った。
マザックは、よくこの不況下で美術館を建てたと感心するけど、これからの運営て大丈夫なの?と思う。
所蔵品は、増えるのかな?
個人的な趣味はバロックやロココ、新古典主義が良いと思うけど美術館のテーマからだとロココと新古典主義だよね。
それと、さすがにこの美術館がルーヴルやエルミタージュから作品借りてくるのは無理かな?
それから、ブーシェの《アウロラとケファロス》の上の方の継ぎ目が気になってしょうがなかった。
だから、ブーシェは恋文の方に惹かれたな。
それから、ピカソの絵を買えるんだったら新古典主義の巨匠ダビットの、作品も買ってほしいな。
それと、今回の展覧会は家具や服を借りてきたけど四階のアールヌーボーの家具みたいに、自前のコレクションを揃えてほしいな。 >>309
今回の「レンブラント展」では、油彩作品が少ないという声があったようです
事情を良く知る方に言わせると、10数点を集めるだけでも大変なようです
その意味で、年末年始をはさんで、2002年から2003年にかけて、
京博で開催された「大レンブラント展」は、非常に稀な機会だったようです
同様に、2001年に岡崎市美で開催された「カラヴァッジョ展」も
今にして思えば、貴重な機会でしたね
そう思うと、年末に名古屋博で開催予定の「ヴェネツィア展」は必見ですね
ロココに関しては、予定通り愛知県美の「プーシキン展」が開催されれば、
あわせてマザックの作品群を見たかったという気がします >>311
やはり、金の力なのかな?
後、県立と国立の差もあるのかな。 >>312
事情を知っている訳ではないので、あくまで諸情報を総合しての話ですが、
ここで話題に上がっている「レンブラント展」などは、いわゆるブロックバスター展といわれる
マスメディアの文化事業部が企画立案した展覧会と思います
そうすると、金銭的な相違は、余りないと思います
その時々の事情や展覧会の趣旨などの相違があるのではないでしょうか?
所蔵者の事情や為替相場など、かなり込み入った事情が関係するのではないでしょうか
経済情勢などは門外漢なので、良くご存知の方がいれば、教えて頂きたいです
ただし、特定の報道機関の貢献度で差があるような印象を受けるものもあります
例を示すと、「ルーヴル美術館展」の主催が、朝日新聞と読売新聞の場合の相違です
読売新聞は、ルーヴルの《モナ・リザ》展示室整備のために多額の寄付をしたようです
近年「ルーヴル美術館展」は、読売新聞主催が3回と朝日新聞主催が2回ありましたが、
読売主催展覧会の充実振りは、朝日のそれを凌駕しています
関係はないのですが、ここ数年の桃山二大絵師の展覧会(狩野永徳と長谷川等伯)は、
毎日新聞の主催でしたが、何らかの事情があるのか興味深いです
個人的には、海外から名作を集める展覧会も有り難いのですが、
近隣複数館が連携して、テーマを絞った展覧会を企画して頂けないものかと感じます
愛知県美・名古屋美・岐阜県美・三重県美・豊田市美・マザック・メナード・徳川など、
各館の名作を持ち寄れば、相当な事ができると思うのですが… http://www.go-venezia.com/
名古屋市美術館にて開催予定の「ヴェネツィア展」公式サイトです
忘れていましたので、投稿します >>314
カラヴァッジョの「二人の貴婦人」は東京会場のみ
みたいでね。 松坂屋美術館に行ったら、いきなり昭和天皇のぬいぐるみがあったけど、
大丈夫なんだよな。 ・瀬戸市美術館:鼻煙壺の技と美―沖正一郎コレクション―(7月31日まで)
精巧な内絵の描かれた物や歴代米大統領の描かれた物、動物型の物や玉石で作った物など、
数の割にバリエーションがあってなかなか面白い。
ただ全体的に小さくおさまった美術館で、二階の常設は並。もう少し充実せんものか。
・松坂屋美術館:与勇輝
呼吸してそうなヒトガタどもの素材感がgood。男児はみんな岡本信人似。
たまにドキッとする色香のある人形があったりして油断できない。 【サッカー】名古屋MF中村直志(32)、名古屋市博物館でトークショー 実は歴史を勉強したい気持ちもあり、博物館巡りが好きだという
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1311599500/ あんなたち、8月の名鉄百貨店の
「大トリック展」に行くといいわ。
写真も撮り放題だし、ブログに書けるわよ。 市博物館の甚目寺観音展に行かれた方、いるでしょうか?
ご感想お待ちしております 三重県立美術館にて「曽我蕭白とその時代展」開催の模様(2012年)
この美術館は、曽我蕭白の作品が充実していますから期待できそう
また、ムリーリョ『アレクサンドリアの聖カタリナ』があるのは本当に素晴らしい 資産5億以上の金持ちの数
全国 26000人
うち、東京 8700人
うち、世田谷区 3800人
(世田谷区は1kuに65人の5億以上の金持ちが暮らす)
世田谷、どんだけ金持ち多いんだよ。 静岡市美術館で国芳観てきた。
展覧会自体は良いものだったが、あの美術館って足音響きすぎじゃね?
床の構造おかしいだろ、あれ… 超久々にこのスレを見に来たら、凄い事になってますね。
2chビューワーを持ってないので、以前のスレまで遡って見れないのですが、
何やら美術館における学芸員、展示室の監視・案内人、警備員の対応や、
作品購入・企画展示まで含む運営体制に対するトークバトル状態のようで。
私はそれらの対話を見ていて、改めて美術館や学芸員に求められているものは何なのか考えてみました。
美術館に関わらず、博物館・科学館・動物園・水族館などの文化施設の殆どは、税金によって運営が賄われています。
特異な例を除き、入場料だけで運営出来ている施設はほとんどありません。
故に、展示物は一般市民の存在なくては購入するどころか、展示・保存する事も不可能です。
よって、これら公共性の高い文化施設は、市民の共有の財産なわけです。
決して、其処で働くスタッフの私有財産ではありません。
また、館長・学芸員をはじめとする運営スタッフの給与も賄う事が不可能なわけです。 それどころか、国内景気が低迷する中、ハコモノ行政には厳しい視線が浴びせられており、
集客効果の低い文化施設は運営が外注化したり、縮小・閉鎖といった道へ進むケースも少なくありません。
そのような状況の中、来館者に気持ちよく見学をしてもらい、少しでもリピーターを増やす事は
館の運営・存続における最重要課題とも言えるのではないかと思うのです。
また、企画・展示の内容においても、学術的な価値を追い求めたり、学芸員の趣味・趣向を優先させるのではなく
多くの市民の見たい・知りたいに応えてゆく事も重要な課題であるはずです。
とはいえ、美術館で働くという事は、多くの人に美術に対する感心を抱いてもらったり、知識を深めてもらいたくて
その職務に就いているのではないのでしょうか?
私がその職務を務めれるというのであれば、そうした一般の人と対話し、その疑問に答えたりする事は
大きな遣り甲斐であり、喜びであると思います。
つまり、学芸員といえど、来館者に対する高いホスピタリティレベルが求められるのではないかと思うのです。
無論、そこで働く学芸員は、資格取得や、そのポストを手にするために様々な苦労を重ね、
施設によっては激安の給料で働いている方もいらっしゃるでしょう。
また、スタッフ不足で多種多様な業務を兼任しており、丁寧な対応をしたくとも
実際に時間が無いケースもあるでしょう。 収束したんだから蒸し返すなよ・・・
やるならスレでも立ててよそでやれ しかし、このスレッドで見掛ける某氏は、学芸員は調査・研究に専念するエリート階層であり、
一般市民はその邪魔をするなと言わんばかり。
学芸を呼び出すには、それなりの知識を持ち合わせなければ失礼だとのたまっています。
この某氏は大学教授、キュレーター、ギャラリーオーナー、アーティスト、美大生、レベルでなければ
話す価値も無いと思っているような人なのでしょうか?
自分で採算の責任が持てる個人ギャラリーのオーナーならともかく、そんな閉鎖的な考えでは
キュレーターとして美術を一般に広める事など不可能だと思いました。 連投、スミマセンでした。また、変に蒸し返したかったわけではないのですが、
最近美術館で見かける学芸員に、あまりにも態度が悪い人が目立ち
そうした人達が某氏と同様の考えをもっているように感じられてしまったので・・・。
(329と330は順番を入れ替えてください。)
学芸員もそうかもしれないけど、バイトの監視員がなってない。
それとも、あれはバイトじゃなくてボランティア?
「ボラだから責任を負わなくていい」みたいな働き方、
美術館の中に入って来ている人に対して偉そうな言い方etc.
二度と行きたくない美術館の原因は、広い意味での職員にある。 豊田市美術館は施設の構造上の特性により、各展示室の出入り口が1箇所しかない展示室が多い。
つまり、入口と同じ場所から出る必要があるケースが多い。
よって各展示室に移ってゆくには、一旦その部屋を出て、何度も共有スペース(ホールや廊下みたいなもの)
を歩かなければならない。
この構造によって、観覧における導線に変化を持たせ易くなっているが、その反面、
部屋ごとの入り口でチケットを確認しなければならないという弊害が生まれている。
よって、監視はそれなりの人数が必要となっている。(何も金が余ってるわけではない) 仮に館全体の入り口が1箇所しかなく、共有スペースも有料ゾーンであるならば、
こんな問題は起きないが、館の出入り口が複数あり、別館もある事からこのような状態に。
また、この美術館は名古屋から電車で1時間かかり、豊田市駅からも15分近く歩かなければならない。
アクセス性の悪さもあってか、展示内容によっては平日だとガラ空きの時も。
岡崎市美博や、トヨタアートサロンとセットで回りたくても、車が無いと厳しい距離だし。
ゆったり贅沢な空間を味わえると思えればいいが、運営コスト等を考えると
他の美術館を知る者からすれば、贅沢に見えてしまうのも当然かもしれませんね。 >>326-336
当事者の一人です(皆さん、その節はご迷惑お掛けしました)
ご意見に概ね賛成です(個人に関する箇所は一応除きます)
豊田市美の対応につき「シュテーデル美術館展」のときは、好印象を持ちました
こちらの質問には、「学芸員を呼びましょうか?」と監視員さんの方から仰られましたし、
どうでもよい事項についても、気さくにご応対頂きました
数年を経過しての2度目の訪問につき、以前の状況は分かりません
331さんの仰るとおり、蒸し返す意図はないので、ここまでとします
他方、ご意見を寄せているのに、無反応はよくないと思いましたので、
コメントしました(正直凄く迷った…) 斎宮歴史博物館の学芸員は、対応いいよ。
でも、全体的にどこの美術館や博物館て見張りの人って、一般人だから質問しても分からないて多いよね。 豊田市美術館の小川待子展
日曜の峯村の講演を聞いてきた、もの派の宣伝
寝る奴多過ぎwいびきww 説明下手だと、内容がよくてもダメ。
話し方の練習も必要。 ・碧南市藤井達吉現代美術館『抱きしめたい!近代日本の木彫展』 11月13日(日)まで
荒く彫るも丁寧に彫るも、ブロンズや陶器では出せない質感というか存在感が光る。抱きしめたくなるってのは確か。
高村光太郎や宮本理三郎の小動物や虫の可愛さ、中谷翫古の女性像の色っぽさは他の素材じゃ出せまいと思う。
平櫛田中やら石川光明やら、二、三点ずつある大物の作品はどれも見続けて飽きない代物。
後の方の現代前衛コーナーが全体的にわからんのは他のジャンルと同じか。
全体として、満足。
・名古屋市美術館『中村正義展』
積もる雪に金色の光が透ける林の絵や、青空の下の雪景色みたいな綺麗な絵もちゃんとあるんだけども。
正気のまま前衛的に描いたアールブリュットに近いサイケな絵や、心霊写真見たいなホラーじみた絵がズラリと並ぶのは見る人を選びそう。
個人的にはラストの地下の「源平海戦絵巻」五部作が良かった。無常感が出てて。
…ってかこのスレ、相変わらず感想を書き込みにくいねえ。 >>344
何で?
>>345
そんなこと言う前に、論争に加わってみろよ 静岡市美術館レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展を見てきた
アイルワースのモナ・リザかわいいね、滲みでるエロス >>347
羨ましい、会期中に何とか行きたい
《アイルワースのモナ・リザ》と《岩窟の聖母》は、
ともに個人像だから、これを逃すといつ拝めることやら
先日、ヤマザキマザック美術館に初めて行きましたが、アールデコの家具展示室の壁に、
さり気なく、ドガの素描がかかっていたのには驚いた
モネの《アムステルダムの港》は、カンヴァス地?を残しながら、空や海を描いている様が手に取るようにわかった
2008年末からの『印象・日の出展』に出品されていた時には、気づかなかった
ロココは、ルブランの《エカチェリーナ・フェオドロヴナ・ドルゴロウキー皇女》が良かった
女性の顔で言うと、ナティエよりルブランの方が良いと感じました
ナティエの顔は特徴があり、それとすぐ分かるのではあるけれども
それから、エレベータからチラリと見える事前予約制の図書館も良さそう 昨日(11月06日)の読売新聞に、テヘラン現代美術館蔵の《インディアンレッドの地の壁画》を開封とあった
いよいよですな『ポロック展』、これが最初で最後の機会かね
革命前のパフレヴィー朝(パフラヴィー・パーレビ)が購入した作品ですから、
今年の中東情勢により、「革命体制が倒れるかも知れない」などと考えて見ると、趣深いかも知れない ポロック展楽しみですね。
彼が彼の作品を生み出す際、床に置いて描いたように、今回展示する作品も同様に床に置いて展示してみて欲しかったりしています。
(本物で行う事が無理なら、細密なデジタルコピー画で再現展示のような形でもいいので、是非やってほしい・・・。)
もしもそうした展示が可能なら、県美ではなく、豊田市美術館のデカイ第一展示室なんかでやってもらえるとサマになったりするんじゃないかとも思ったり。
それこそ、フェルメール展を県美でやって、ポロックを豊田でやった方が
作品と展示会場との相性が良かったんじゃないかと、見る前から強く思ってしまうのは私だけでしょうか? >>351
確かにポロックは現代絵画だから、豊田市美術館は似合いそうですね
同館のコレクションの傾向とも符合するし…
作品平置きは、面白そう
トリエンナーレの展示などを考えると、コピー画を使って吹き抜けなどを活用して、できそうな気も…
上からも眺められそうだし >>353
お前のようなキチガイが、キチガイを呼んでも来ない
「キチガイスレ」でも立てて、そっちでやってくれ >>355
じゃあ、お前が責任を持って、
キチガイネタで、スレを発展させろ
できないなら、失せろ
情報を求めに来る人にとっては、目障り
見るのも不快
はい、キチガイネタ、どーぞ >>357
漢字変換されないということ?
だとすると、いわゆる禁止用語だからじゃないかね?
ポロック展も始まったことだし、その感想を寄せて下さる方もいるかも知れないから、
センスのない(言葉が悪いけど)書き込みは止めにすべきと思うが ポロック展行ってきた。18日の金曜日。
ガラガラでした。
またとない機会だからみんな行こうよ。会場には
パックス・アメリカーナ期の景気のいい空気が漂っています。
トムとジェリーの無限ループ放映を子供の頃見ていた世代には
たまらないものがあると思います。
それにしても新聞広告のこの絵200億円ていうキャッチは
やめてほしい
ポロック展行かれたんですね。
会期の始まりと終わりは混み易いので、半ばに行こうと思っていますが、既にガラガラでしたか(^^;
ポロックはアートが好きな人でないと、いまいちピンと来ないアーティストかもしれませんね。
中部地区での人気はやはり印象派系や、人物系の絵画が強く、現代アートにあまり関心が強くないエリアですし。
特にアメリカの抽象系となると・・・
そのためか、以前配布されていた告知チラシでも「ピカソを超えた男」というキャッチが使われていた事もありました。
そのチラシのコピーも酷いと思ってましたが、その新聞広告のキャッチも酷いですねえ・・・。
ちなみに以前のチラシでは、彼の作品の絵を載せるのではなく、ポロック自身のモノクロ写真が掲載されていました。
ピカソの名を借りる事で、インパクトを与えたかったのかもしれませんが、
その内容では彼の作品がどんなものか伝わらないだけでなく、キャッチコピーにも品位が無いと感じていました。
なんか客の呼び込み方が下世話な感じで嫌ですね。(キャッチを考えた人のセンスを疑います。)
展覧会は良い雰囲気だったようですね。図録の出来はどうでしたか?買い求められましたか? >>360
豊田市美術館など、現代アートに力を入れているような印象を持つ美術館もあると思ったのですが、
中部地区は、あまり現代アートに関心がないんですか?意外でした
名古屋を中心とした中京圏というは、地元企業を大事にする地域性と、
戦後復興に見られる大胆な都市計画など進取の精神に富む部分とが、
混在する地域という印象があったので、現代アートも普通に馴染むものだと思ったのですが…
それにしても、現代アートというのは、いろんな面で難しいですね
キャッチコピーは品がないと思いますが、そうでもしないと集客できないんですかね
まだ見ていないので、いい加減なことは言えませんが、ポロック展は中々骨太な展覧会で好評のようです >>360
図録はハードカバーで部分拡大(原寸かな?)図版もあり日本語の資料として
所有スべきものだと思います。と偉そうに言えない小生はジャズ好き
なのでオーネット・コールマンのアルバムジャケットに「白い光」が使われた
ということしか知らなかったのですが。ちなみにこの程度の引っ掛かりすら
ない場合のポロックの知名度は著しく低いようです。
現代アートといってもなにせもう60年前のものですからねえ。
上記のようにトムとジェリー刷り込み人間が勝手に思い入れるベトナム戦争前、
ニクソン・ショック前の憧れのアメリカ、カッコイイアメリカに対するノスタルジーとして
楽しんで参りました。そう、楽しいですそしてカッコイイです。
ホントにオススメです。
ポロック展の詳細有難うございます。何時とは言えませんが、必ず見に行こうと思います。
ほんと、ポロックの作品が愛知で見れる機会なんて、そうそうないですしね。
私もそんなに詳しいわけではありませんが、彼があれらの作品を生み出すに至った経緯や、
作品を手掛けていた時の心境に興味があります。
そういえば名古屋・栄のクレアーレの中にある国際デザインセンター4階の
クリエイターズショップ・ループと、デザインギャラリーが11/16にリニューアルオープンしたそうです。
あと、美術館とは違いますが、春にリニューアルした名古屋市科学館において、この秋に
H2ロケットや国際宇宙ステーションISSの日本の実験棟「きぼう」の実物大モデルなども展示されたようです。
県美に行くついでに覗いてみるのもいいかもしれませんね。
PS・科学館のプラネタリウムは春に見たのですが、本当に大きいですよ。 連投すみません。ご存知でしたら余計なおせっかいとなってしまうかもしれませんが・・・
国際デザインセンター内のコレクションギャラリーには、
一昔前のアメリカのアールデコ系プロダクト作品の実物が多数展示されてます。
(サイズ的には小さいものばかりですけど。)確か入場料は300円前後で格安だったような・・・間違ってたらすみません。
ttp://www.idcn.jp/gallery_and_shop/collection (頭にhを付けてください。)
ご興味のある時代より少し前の時代のものかもしれませんが、
一昔前のアメリカが好きで、この施設を未見でしたら立ち寄られてみてはいかがでしょうか。 名古屋市美術館『中村正義展』
名古屋市科学館H2ロケット
両方見てきた。
おもしろかった。
中村正義展ガラガラで、小学校の生徒が来ていた。
こんな楽しくておもしろい絵なんでみんな見に来ないのかと思った。
一ヶ所、写真展かと思ったら彼の絵でびっくりした。
こういうのも描けるんだ、へーって感じ。
もっと長生きしたらどんな絵描いたかと思うと残念。
隣の科学館のロケット、大きさにびっくり。
本物見たの初めてなのでこれも興味深かった。 ポロック展も終わらぬ中ではあるのですが、来年度に愛知県美術館にて、
「江戸時代の重要絵師の回顧展が開かれる」という情報に接したのですが、
何かご存知の方、おられますか? >>342
講演や映画見ちゃうとボリューム多すぎない?
豊田市美術館はじっくり見られる分、展示以外に目が向かない。 講演会を見るための入場整理券を入手するために1時間以上並ばないといけない美術館があったりするけど、あれは凄くストレスがたまる。
遠方から行くと、並んでいるその1時間すら見学に当てたいのに。
そのうえ、都合によって出遅れてしまった時には、並んでも整理券を入手出来ない事もある。
そんな時は、さらに時間の無駄になってしまう。
最初から入手の可能性がないなら、当初予定していた時間を見学にあてたり、
早くその美術館を切り上げて、他施設に移動するなどの判断もしやすいのに。
なぜ入館料を払う際に、そのまま希望者に整理券を配ってくれないのだろう。
凄くストレスがたまる。 >>368
講演会やワークショップはそれを目的で行くな。
気に入った展覧会は2.3回はみることが多い、小川待子展は2回行った。
作者や研究者の話、質疑応答は面白い、作品の見方が変わるよ
小川待子展の会期が長いのはイベントいっぱいやってみんなに参加して欲しいからだってさ 一昨日、仕事の徹夜明けの勢いで行ってきました「ポロック展」。
木曜日の午前中の割には人がいたかな。程よい人数。以降雑感。
中学生の頃だと思うけど、現代美術の紹介のところで必ずポロックには
触れるわけで、当時の自分の頭の程度では結局「偶然性」を「芸術」と
言って有名になった人、という間違った認識しかなかったことを再認識した。
そして改めて創作の軌跡を目にして彼が無軌道なことをしていたのではなく
ちゃんと彼の頭の中の画をキャンバスに写し取っていたのだと、やっと
わかった気がした。
画期的だったのは原寸大の彼のアトリエを展示していること。そして
当のアトリエの「床(のレプリカ)」が見られるだけでなく、その上を
歩くことすらできること。一番ふさわしい作品展示だと思ったし
これを企画してくれた人に感謝したい。
図録を買おうかとも思ったけど、現物の迫力と魅力にに遠く及ばない
ように思えて保留にした。入口で手渡してくれた解説には関係者の似顔絵
なんかがついてて、意外に凝ってるなと思った。
お客さんで70〜80代くらいのおじいさん2人がずっと手をつないで
鑑賞してるのが微笑ましかった。 >>371
70〜80代のおじいさんだったらリアルタイムでポロックが一番イケてた時代を
過ごされていたでしょうね。桜画廊にも行ったりしていたのかな。 >>371
男同士が手をつないでいたの?
それって・・・ ○『マックス・エルンスト フィギュア×スケープ展』
2012/07/13−09/09
愛知県美術館 ○『ベルギー王立美術館所蔵 アンソール展』
2012/04/14−06/17
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