こないだ、TSUTAYAに行って、アダルトコーナーへ入ったら、そこにスカート姿の女子小学生が入り込んでて、
のみならず、ビデオパッケージを手に取って、ジーと見ていた!
そのたたずまいは集中力を感じさせた。
それとなくパッケージを覗くと、美雪ありすの作品だった。
裏パッケージの顔射写真に魅入られている感じだ。
しばらく見てたようだが、あきると、別の作品を手に取り、主に裏パッケージを見ている。
何が気になるのか分からないが、とにかく一心不乱に、女優の写真を、見つめている。
ボクは、女子小学生の隣りに立ち、自分が借りたい作品をセレクトし始めた。
それは何も、広いアダルトコーナー、女子小学生の隣りでセレクトする必要はなかった。
だが、女子小学生が取ってるのと同じ棚から、選びたかった。
数分間、女子小学生と並んで、同じ棚から次々と作品を引っ張り出し、パッケージに見入る、てことを続けた。
どこの誰かも分からない女子小学生と、奇妙な一体感が生じていて、
一時的に同じ立場で、同じ場所で、同じ行動をしている。
シュールな感じだった。貴重な時間に思えた。


…数分たち、女子小学生誰かから呼ばれて去った。
ボクは、女子小学生が手に取っていたパッケージをそれとなく観察して覚えておいたので、
小学生が去るやいなや、それらの4枚を素早く集め、
別のコーナーから個人的な好みで2枚足し加え、カウンターに運んだ。

カウンター付近で、あの女子小学生とすれ違った。
将来、AV女優になるのだろうか…そんなことを思った。