美大の彫刻科卒の50代のオヤジです。
数日前にフェルメールを見てきました。
私の学生時代、一般の人でフェルメールを知る人は少なく
都美館の行列を見て変われば変わるもんだと妙に感心してしまいました。

一番の目的は「青いターバンの少女」
大阪で見逃したので今度こそ見るんだと期待して見たんですが、
絵に拒絶されているというのか心に入ってこないというのか、
目を離したとたんに絵の印象が消えてしまうような不思議な感じでした。

そんな気持ちをかかえてレンブラントの自画像へ。
こちらは心に染み込むような共感と深い感動を覚えました。

疑問を解くために部屋を戻り再度フェルメールへ。
他の人の邪魔にならないように遠くから長い時間見てみましたが
絵に拒絶されるような感覚はそのままでした。

諦めて西洋美術館のベルリン展へ。
こちらのフェルメールはすっと心に入ってきて予想外の収穫でした。
ベルリン展ではミケランジェロのデッサンが見れた事も嬉しかった。
ボッティチェリのデッサンも良かった。

しかし、たまに東京に出ると疲れますね。