ここにたむろってるのは碌な知識もなけりゃ目もない底辺の泥棒さんみたいな
やつらだから、あえて真面目にレス付けるね。

この作品の評価は、紙本か、絹本かで微妙に異なる。
前者なら、まき止めにある年記は制作の年代を示すもので、
後者なら、締め直しの年記を示すだろうもので、絵は16
世紀後半にさかのぼる可能性がある。
前者なら40万はまあ、しゃあないかの金額だが、後者なら
かなりお買い得だ。
近衛さんとこのは当時一流の仏画師(おそらく宅間派)の手
になるから、見栄えがいいのは当然で、今回のと違うのはし
ょうがない。
絹本のこの手の仏画は、江戸時代前期ごろから作られなくな
って安価な紙本で作られていくようになる。

これでいいかね?