滋賀県甲賀市信楽町勅旨の信楽高原鉄道信楽線・勅旨川踏切付近で、1日に2回も置き石事案が発生した。
2回目は27個もの石が置かれる悪質極まりない状況。
脱線事故にもつながりかねない犯行で、滋賀県警甲賀署は、何者かが置き石をしたとみて列車往来危険容疑で調べている。

 置き石は4日夕方に発生。走行中の上り列車の運転士が線路上に石があるのを視認し、急停止しようとしたが間に合わず、
石を粉砕して通過した。
乗客約80人にけがはなく、ダイヤの乱れもなかった。

 ところがさらにその約20分後、今度は安全確認のため係員が現場を訪れた際、線路上に石があるのをみつけ、取り除いた。

 同鉄道によると、石はいずれも2本のレール両方に分けて置かれ、1回目は計4個、2回目は計27個あったという。

http://www.sankei.com/west/news/150805/wst1508050078-n1.html