広島市の頼山陽史跡資料館で開催中の現代水墨画展は日曜日までですが、図録
で南画についても触れられていますね。
見本はただで読めますし、お立ち寄りの際にご覧になるのもよいかと。

小室翠雲(谷文晁の孫弟子)が衰退した南画人気回復のために岩絵具ではなく
水墨の南画を一般に普及しようと努力していたこと、翠雲の亡くなった戦後を
矢野橋村、河野秋邨、松林桂月らがあがいていたことに触れられています。