>>230
例えば、A社の株を1000円で1000株買って、
2000円に値上がりしたので、売ったとします。
その場合、100万円の儲けが出ることになります。
儲けを出して売った場合は、20%強の税金が引かれます。
つまり、この場合、20万円強を引かれるわけです。
(このほかに証券会社の手数料もかかります。)
ところが、同一年内に損を出して売る株がある場合は、
その損益が合計(相殺)されます。
B社の株を1500円で1000株買ったものの、
500円に下がって塩漬けになっているとします。
この株をただ売るだけなら、100万円の損になりますが、
A社の株を売るのと同じ年に損切りすれば、
値上がりの100万円と値下がりの100万円が相殺されて、
税金はゼロになるわけです。
売るに売れない株は、こういうときに一緒に処分すれば、
株価が200円上がったのと実質的に同じことになります。
値上がりが見込めない株は、こういう処分の方法があります。