固形墨で磨った後、磨り口がボロボロになる墨があるが、これは膠の低品質が原因で、可溶性コラーゲンの含有量が極端に少ないために起こる。
意図して造ったものか、事故なのかはさておき、粗悪品には違いないのだ。