横山大観展 京都国立近代美術館。

 それほど混んでもおらず、今日は 京阪神は快晴でした。夕方以降は寒いくらい。
三日月が美しい。

 ニューヨークでお会いした前衛的な日本人画家が 「横山大観は過去の人」とおっしゃって
いましたが、どうしてどうして やっぱり素敵な画家です。

なお 収蔵品にも優れた作品が多く 横山大観の作品のほか、谷川岳≪森田某≫
須田国太郎作 ウミガメ、動物園、、石垣栄太郎作 鞭打つ (展示品リストが配布されるのが
大変親切。前は 配布されたかしらん?)

展示替えが今後もある模様。
(1) ナイヤガラの滝と 万里の長城が一対の屏風になっています。
(2) 瀟湘八景 
(3) 洛中洛外雨十題。 辰巳橋夜雨。三条大橋雨。
(4)柿紅葉 赤くて大きな柿の葉が沢山描かれていて印象的。
(5) 百合
(6) 夕顔 「墨に五彩あり」 ローマ日本美術展に出品された由。 絹本墨画。
(7) 飛泉 絹本墨画
(8) 夜桜 彩色 屏風 ちょっとゴチャゴチャしているけどローマ展に出展された由。
(9) 紅葉 シンプルで鮮やか。
(10) 山に因む十題 乾坤輝く  富士山に日の丸!という感じ 足立美術館蔵。
(11) 中秋無月 (でも月の灯りが描かれている?)
(12) 霊峰飛鶴
(13) 風蕭蕭として易水寒し  遠くから観ると油を誑し込んだような川。 暗殺のために
帰らぬ旅に出る主人を見送る犬。

 水戸藩士。 熱海に大観荘とかいうちょっと高級目の温泉宿がありました。