賞状書きの指導をしたことがあるが、大事なことは短期間に毎日筆を持たせることだと感じた。
週に一回では絶対上達しない。
更に、筆の持ち方が悪いやつは絶対上達しない。上手く書ける道理がない。
大きい筆では変な使い方が行われてしまうが、(例えば起筆の逆筆蔵鋒とか、造像記にありがちな転折とか)
小筆は筆の形状、物理的性質(大筆は筆幹の動きからかなり遅れて毛先が動くが、小筆はほぼダイレクトに連動する)
がそのまま点画の形状に反映する。これを踏まえて古典を臨書するのが大切。