ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカのプレジデント兼CEO、ショーン・レーデンは、
Nintendo Switchの成功にコメントした。

レーデンはTIMEのインタビューで、Switchを「任天堂にとって素晴らしい成功」と表現し、
「確実にファンの人々が待ち望んでいたものだった」と話している。
しかし、ソニーの重役であるレーデンは、Switchの成功を脅威とは捉えていない様子で、
SwitchのセールはPlayStation 4の売上に影響を与えていないと主張している。
その代わり、レーデンはソニーと任天堂は共存関係にあると考えているようだ。

「我々のデータを見ますと、多くのゲーマーが2つのコンソールを所有するグループに属していることがわかります」とレーデン。
「そして、この2つのコンソールというのがPlayStationと任天堂のゲーム機であるケースがかなり頻繁にあります」

「PlayStation Vitaに続くポータブル機を作る予定はあるか」と聞かれたレーデンは、
Vitaの後続機を作る計画はないと回答。
Vitaを今後も成長可能なプラットフォームと見ている一方で、フォーカスは日本にあると話している。

「正直なところ、Vitaは米国や欧州ではメインストリームに至りませんでした」とレーデン。
「人々にとっては、持ち運ばなければならないガジェットが余計に増えただけだったのか、
充電しなければならないものが増えたのか、スマートフォンやタブレットで十分だったのか。
その答えはわかりませんが、コンテンツの供給量が減ってきた途端、
Vitaを重要な継続事業として扱うのが難しくなってきました」

3月に発売されたNintendo Switchは確実な成功を収めており、
4月に北米で最も売れたゲーム機だったことがわかっている。

2017/06/06 修正:レーデン氏の発言で「この2つのコンソールというのが
PlayStationとNintendo Switchであるケースがかなり頻繁にあります」と掲載されていましたが、
「PlayStationと任天堂のゲーム機」の間違いでした。お詫びして訂正します。

6/6 : jp.ign.com
http://jp.ign.com/nintendo-switch-1/14227/news/nintendo-switch