DMM.comおよびブライブは8月4日、
昨年(2016年)終了したオンラインゲーム「カオスサーガ」について、
スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズに対する著作権侵害があったとして
あらためて謝罪しました。

 「カオスサーガ」はブライブが提供、運営していたオンラインゲームで、
「DMM GAMES」上で2016年11月15日にサービスを開始。
しかしスタート直後から、ネット上では「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデータが
そのまま流用されている――との指摘が相次ぎました。
その後“諸事情により”との理由で、運営側は翌16日に突然のサービス終了を発表。
わずか26時間30分(メンテナンス時間を除くとプレイできたのは実質約21時間)での終了は、
国内オンラインゲームでは最速といわれています。

 両社は当初、権利侵害の具体的な内容までは公開していませんでしたが、
今回の発表によれば、やはり「ファイナルファンタジー」シリーズからのデータ流用が確認されたとのこと。
データが流用されていたのは「ファイナルファンタジーXI」「ファイナルファンタジーXII」の2作品で、
NPCやモンスターのモデリングデータなど、合計24件の著作権侵害があったとしています。

 両社は今回の件を受け、スクウェア・エニックスおよび関係者に「多大なご迷惑をおかけしました」と謝罪。
今後は社内のチェック体制を強化するなど、再発防止に努めていくとしています。

8/5 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170805-00000021-it_nlab-sci