2020年04月13日 18時21分更新

4月13日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比455.10円安の1万9043.40円で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大が市場の重しとなり、景気敏感株を中心に売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ブロッコリー<2706>が一時1400円台まで買われるなど強さを見せた。ブロッコリーは、前週末4月10日に発表した2020年2月期の決算は2ケタ減益となったものの、「うたプリ」と「Z/X」、そして新作「ジャックジャンヌ」で今期は32%の営業増益狙う意欲的な予想を打ち出してきたことが市場か評価されているようだ。

また、ドリコム<3793>やカヤック<3904>、マイネット<3928>などが買われ、周辺株ではソフトウェアテストなどを手掛けるSHIFT<3697>が大幅続伸した。

半面、前週末に発表した第2四半期決算が大幅営業減益となったことに加え、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を踏まえて通期予想を未定に修正したメディア工房<3815>が6日ぶりの大幅反落となり、オルトプラス<3672>やenish<3667>なども売られた。

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