論文を検索していたらヒドイ論文を発見した。

「シュメール文明において文字と書物が「文明の装置」としてどんな役割を果たしてきたのか」を分析したものらしく、
タイトルとテーマを見て、ちょっと面白そうだと思って、即コピーしてみた。
ぱっと見て用語の使い方が斬新だったから「あれ?」って思ったが、読み進めていくと、内容に誤りが多すぎて吹いた。

専門の史家たちの研究成果をもとに再構成してみたと書いてあったが、そもそも十分に把握すらしてない感じだった。
筆者の誤解を土台にして、論理を展開しているため、説得力がまるでなかった。
参考文献を見たら、図書館学と書物史の本が多かった・・・。orz