>>126
まー「誰が永久不変でいられようか」を逐語訳すれば「誰か(は)常ならむ」にはなるだろーがね。

「誰ぞ常ならむ」は「ぞ」で「誰」を強調した構文であり、特に「誰」という
疑問を表す語に伴う「らむ」は「(どうして)〜なのだろうか」という意味を持つ。
つまり「誰か(は)常ならむ」と細かいニュアンスの差はあれど本質的には変わらない。

> 辞書でなく古典語のテクストを見て、「誰ぞ」がどのように使われているか調べること。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%AA%B0&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=11686900&pagenum=1
> 「これにて見苦しとは―も得言わじ」〈鴎外・舞姫〉
> 「嬢子(をとめ)ども―をし枕(ま)かむ」〈記・中・歌謡〉
「誰」そのものはそんなに特別なモンじゃない。「誰ぞ」は単に「ぞ」がついただけよ。