>>102 格は動詞が潜在的に支配するもので、日本語の場合、文脈でわかれば省略が自由だ。
「名古屋とラインを持t」u 動作主、「後列のシートを後ろに倒s」u 動作主は、いずれも潜在ガ格 (X ガ) だから、
「(X ガ) 名古屋とラインが持てる」「(X ガ) 後列のシートが後ろに倒せる」と解釈されれば、2 重ガ格になる。
そうでなくて、「持てる」「倒せる」は潜在ガ格をニ格に転換する、すなわち「(X ニ) 名古屋とラインが持てる」
「(X ニ) 後列のシートが後ろに倒せる」と解釈されれば、2 重ガ格ではなくなるが、
「??誰に英語が話せますか」はほとんど不可で、「誰が英語が話せますか」あるいは「誰が英語を話せますか」のほうがはるかによい。

>>103-104 「語尾」の「頭」子音と言った時点でダメ。語幹末子音なのだから。