>>28
「寂しさが感じた」とか「服が売っている」というのは、自他の区別が崩れてきているんじゃないのか?
新しいサ変動詞には、自他両用のものが少なくない。
「近似する」という面白い例もあって、これは普通は自動詞として使うが、科学技術関係の文脈ではもっぱら他動詞として使う。
そのせいか、「ハードディスクが認識しない」などと言ってしまう人が少なくない。
OSが周辺機器を認識するということの意味を知っている人であれば、たちどころに非文と感じる用例だが、
意味不明の専門用語として使っている人は、「認識する」が自動詞でも不自然に感じないのだろう。