>>18
でも,「東北方言の発音は気候のせい」という説を出してきた段階では,
それは仮説に過ぎないわけだから,その説を唱える側からの言語学的にもっともらしい説明がない以上,
「そうかもしれないし,そうじゃないかもしれない」という段階から進まない。

そして,その仮説を否定しようとする側がいようといまいと,
また,仮に否定しようとする側が反証できなかったとしても,
「そうかもしれないし,そうじゃないかもしれない」から前進するわけじゃないでしょ。

少なくとも,自然科学の世界ではそうだし,言語学の世界でもそうあるべきだと思うんだが。

証明しろとは主張しないが,その証明が困難であろうとなかろうと,
それを乗り越えられないなら仮説でしかないし,
乗り越えるつもりすらないなら俗説に過ぎないでしょう?