【奄美・沖縄】琉球語/沖縄方言【宮古・八重山】No.2
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前スレがdat落ちしたみたいなので。 政治的な話題はひかえてね。 >>323 韓国なんて国は無い 三国人といったら中国・朝鮮・台湾人 基礎知識な >>325 なんか三国は中国・朝鮮・台湾であると考えてるようだね。 それって間違った三国人の意味だから。 「三国人」「第三国人」の「第」を省略したもの。 「三国一」というと本朝(日本)、唐土、天竺。 韓国の時代劇で「めんそーれー」に類似する台詞を聞いた 「めんしぇーら」あるいは「めいしぇーら」と聞こえたが 字幕は「お入りなさい」とあった 昔、在日韓国人から韓国語にも「めんそーれー」があると聞いたことがあったが 詳しくは聞かなかった あまんかい めんそーれー ※向こうにいらっしゃってください ウチナーグチに興味のある方はこちらもご覧下さい。 ★うちなーぐち★方言★沖縄弁★ いちち http://okinawa.machi.to/bbs/read.cgi/okinawa/1275887511/l50 なおウチナーグチ限定です。 >>324 で偉そうな事を言っている馬鹿のアドレスは 05004014386750_ec.ezweb.ne.jp.wb74proxy06.ezweb.ne.jp です。 無知を指摘される事を恐れてか向こうではおとなしいですw まーかいめんせーが? :訳 どこへいらっしゃるのですか じのーもおきてぃ ぬーこういが? 訳 カネは稼いで なに買うの? 「目からウロコの琉球・沖縄史」の著者である 「上里隆史」さんご本人の画像を拝見いたしますと なんと蒙古襞が確認できます ♪えーきひんすーや ひらぬうりぬぶい〜 訳)裕福と貧乏は 坂を下りたり登ったりするようなものだ ユネスコが区分した国頭語言語圏は 島嶼地域の範囲が広くそれぞれ 島やシマの方言が独特の発音がありそうですな。 640 :南城ギルー:2012/01/24(火) 03:37:13.28 ID:4er135AX 数年後日本本土にハンバーガーチェーンを展開する予定です その名はハンバーガーチェーン ☆☆『ノッペリア』☆☆ のっぺり顔によるのっぺり顔のためのハンバーガーチェーンです ※のっぺり顔にこだわる営業形態のため 沖縄出身者と奄美出身者は採用しません ※ポリネシアを祖としながらも半島渡来人と 混血した鹿児島本県人につきましては 面談吟味の後採否を判断いたします ◎ノッペリア事業部 633 :南城ギルー:2012/01/12(木) 11:12:39.83 ID:qOBFZAjn 与那国島の言葉が絶滅の危機に瀕しているのに 沖縄県は今なんの対策もしていませんね 与那国の言葉が消滅しないように考えてほしいです。 奄美の言葉もユネスコは危険な状態だと 警鐘をならしています鹿児島県は 対策を考えてほしいです。 なちじんわくがーぬ えいさーやカタミぶし、やんばるくとぅば あびーるぐとぅしうたさびーんやぁ〜 ♪わんやーかたみくぃーら ちとぅしーまでぃん♪ ぬとぅくまやいびーん。 >>219 沖縄の御嶽が男子禁制なのは 女が股開く場所だったからだろう つまり、御嶽は元々お産の場所だったのかもしれない 琉球の神話では嶽森から人々が繁盛したとある >>356 なるほど ということは非常食には最適だな。 その昔〜琉球士族が お茶うけに好んだ 《チンスコウ》 新垣ちんすこう本舗は伝統の味を伝え続けます。 ってコマーシャルが昔 あったな 布団屋のCMで黒人と沖縄青年がでて 島くるー島ぐゎー なんてのもあった 〔工務店社員〕 与那城さーん水道工事終わりましたぁ〜 〔ゆなぐしくぐぁーの オバー〕 あいっありがとうねえ〜 ちゃーぐぁーぬでぃいけー うりチンスコウんかめー ご苦労様やさ 比嘉バイロン氏いわく 初対面でもウチナーグチで挨拶できる 沖縄に戻したい。 『沖英辞典』ってあるんだね ttp://ameblo.jp/mnagado/day-20120408.html 2012/05 「迫りくる! 中国の侵略から沖縄を守れ! 」 石 平氏・ 恵 隆之介氏 http://www.youtube.com/watch?v=tQkCbMDPNkU ■"中華帝国"が動き始めた!!/ 評論家 石 平氏 ■沖縄では「弾を撃たない戦争」が始まっている!!/ 拓殖大学客員教授 恵 隆之介 氏 ■□■□■□■□■□■□■□■ 尖閣問題と中国覇権 〔沖縄・米軍基地がグアム撤退/その後の日本は?〕 http://www.youtube.com/watch?v=6oH-iNp_DJc 沖縄でますます島言葉復活の動き! 若年者の関心も強まる。 >>346 「国頭語」ってユネスコのネーミングがおかしいよな。 中南部が「沖縄語」で北部が「国頭語」だとまるで北部は沖縄語じゃないみたいだが実態は大同小異だし 学説によっては東部の久高島・津堅島方言や奄美の沖永良部島・与論島方言、喜界島方言を含めることもあるみたいだから 「北部沖縄語」か中南部と併せて「沖縄語」くらいが妥当だろう。 一つの離島や市町村の中でも発音に差があったりするから細かく分けていったらキリが無い。 より大きく見れば奄美大島から久米島までを方言連続体として一つの言語と見なすこともできる。 本土方言は北海道・津軽から九州トカラまで単一言語扱いなんだからそれでも問題ないだろう。 沖縄方言関連スレで尋ねてもこれといった答えが分からないようなのですが、 洗面器→チラアラヤー 消防士→フィーチャサー の語尾の「アー」は動詞に付いて「〜する人、物」を意味する接尾辞なのでしょうか? 「英語の-erを借用したんじゃないの?」とのレスもあったんですが、明らかに 戦前からありそうな語彙もあるようなので改めてお尋ねします・・・ ハルサー「畑をする人=農夫」? また、名詞にくっつきますがニンブチャー(念仏を唱える職業)などなど。 ご存じの方いましたらお願いします。 >>374 英語と無関係に昔からある。 火消し+アできしゃになり、前の火の影響でひちしゃになる。 名詞、または動詞の連用形による名詞につく。 閩南語の接尾辞-仔(a)と関係があるという説もある あるいは和語の「〜屋」とかもな。条件によっては y も飛ぶ。 沖縄弁と 鹿児島弁は 似ている 南九州の 文化もにてる ゆた 見たいな人も 福岡は 少ないが 熊本など 多い気がする うちなあぐちはやまとくちとは違う言葉と言ってもいい位だね 何を言ってるのか全くわからず 2012年9月2日・石垣島 「登野城」のしーしー。 http://www.youtube.com/watch?v=ROGTXUZ8FVA アルパカみたいな毛で全身防備とはすごい。 しかしやはりメロディは大和的なものである。 >>383 レレミソレレミ ミソソシソシラ 確かに琉球音階 (ドミファソシ) じゃないね。 調べてみると、律音階と言うらしい。 雅楽や声明、日本民謡のものなんだと。 沖縄本島中心に琉球以後変化したんだろ。 交易の影響だろ。音階境界は北は徳之島と永良部の間 >>386 くっきりとした線があると思ってるのが机上の妄想家だな 沖永良部と徳之島の間でも絶えず人が行き来しているわけだ。 そこがどういう状態になってるのか想像できんだろ? 実際に民謡聞けばわかるけど本当に隣の島か?ってくらい断絶してるぞ 共通の曲が少しあるくらい 方言もかなり違うしな 徳之島民謡 島朝花 ttp://www.youtube.com/watch?v=uW7zdrqzW-I ちゅっきゃり節 ttp://www.youtube.com/watch?v=Q509lffgsR8 ドンドン節 ttp://www.youtube.com/watch?v=Gs1vN2Ivj9I 沖永良部民謡 サイサイ節 ttp://www.youtube.com/watch?v=TbIqV4z1Xn4 アンマメグヮ ttp://www.youtube.com/watch?v=bD2SOh7xTrE http://www.nhk.or.jp/okinawa/asobo/mukashi/index.html 沖縄の昔話をウチナーグチに日本語の対訳付きで読める。 全部が全部直訳ではなさそうだが、割と直訳になるように書かれてて勉強に使える。 日本語との文法の使い方のちょっとした違いとかが見えてくる。 こういうの研究するの面白いわ。 誰かおらんのかのう? 純粋に研究して勉強したいわ >>384 うんじょー、絶対音階んちゅやいびーが? 「いちゃいが」で「会いに」の意味になるんだね。 これは日本語的に解釈すると「いちゃい」 は 「行き会い」かな。原形は「いちゃいる」 いちゃりばちょーでー (行き会えば兄弟=会えば兄弟)から思い出した。 「〜しに」の「に」が「が」になるんだね。 「〜しに行く」は現在形だと「すがいちゅる」かねー? 「〜しに行く」や「〜しーがいちゅん」(終止形) 「〜しーがいちゅる」(連体形)やさ。 あぁ!そうか!どうもありがとう。 「する」「している」の活用を全部教えて欲しいです。 する=すん した=さたん します=さびら しました=さびたん している=そーん していた= ? そーてぃうたん ? しています=そーいびーん していました= ? そーてぃういびたん? しない=? せん? しなかった=せんたん? しません= ? しませんでした = する時= 無理だ・・ 教えてください する=すん した=さん します=さびーん しました=さびたん しましょう=さびら している=そーん していた=そーたん しています=そーいびーん していました=そーいびーたん しない=さん しなかった=さんたん しません=さびらん しませんでした = さびらんたん する時=するとぅち ttp://www.amazon.co.jp/dp/4560067716 これでも見て文法覚えながら自分で活用表作ってみるといいよ もっともこの本でも全部の活用形をカバーしきれてるわけじゃないから 図書館で専門書探すかネット(CiNiiとか)で論文探して補完して >>396 ラッキーなことに、わん うぬすむちむっちょーいびーんw そうかぁ自分で作らないと無いのか 397さんは平民音派ですか。士族音でないのは特に理由はないですか? 特に何も理由はありません。 ないちゃーなので、書物やネットで拾えるウチナーグチを適当に覚えていってるだけなので、平民派とか士族派とか意識はしておりません。 ただ、昨日あるサイトを見ていて、話者の絶対数で言えば士族語よりも那覇語の話者が多く、士族でもない者が士族言葉を話すこともないのではなく、基準を那覇語ベースのにするのが良いのではないかと言うのは納得しました。 わかてぃうらん と言う言葉はありますか? あるとしたらその丁寧語版は わかとーいびらん ですか? わからん、わかやびらん があるのは知っているのですが 分からん 分かっとらん ではニュアンスが違うと思うので。 ぐぶりーさびら。 >>395 を見逃しとーたん。 いっぱいアホみたいな間違いしとったんだな。 訂正いっぺーにふぇーでーびる。 ウチナーグチは言葉動詞が繋がるときに前の母音が消失することが多いですね。 ここがちょっと難しい 原形(終止形)の時は語尾が「ん」で 連体形の時ぇー、語尾が「る」になるって訳ですね。 やっぱ日本語と似てる言語を比較しながら学ぶのって楽しいですわ。 明治13年に、琉球人に日本語を教えるために沖縄県が出版した教科書『沖縄對話』には、「テガミ カチテーンデ ウムトウヤビーン(日本語=手紙ヲ 認メタフゴザイマス)」(上之巻 学校之部 第二回より。 琉球語伝統表記《比嘉式表記》では、「手紙 書ちてえんでぃ 思とおやびいん」)」という表現があります。「書きたい」は上で見るように、本来は「書ちい欲しゃん」なのですが、『沖縄對話』では、「書ちてえ」、などと、 単に、日本語を訛らせただけの沖縄語が散見されますので要注意です。 元々、日本語を教えるための書物だったこともあり、沖縄語部分については、表現も表記も適当なところがあります。 ただ、今日の「にふぇえでえびる」や「なあだ」が「みふぇえでえびる」、「まあだ」となっているなど、音韻変遷(M音がN音に)が伺える貴重な言語資料ではあります。(「まあだ」は、糸満語などに残るのみ。 また「みふぇえ」は石垣島の「みいはいゆう」に名残をみる。 食べる=かむん 食べん=かまん 食べた=かだん 食べへんだ=かまんたん 食べれる=かまらる 食べれん=かまらん 食べれへんだ=かまらんたん あってるかな? かだんと かまらる は想像なんやけど 表記の読みが分からない なんで wiとかweとか発音するわけではないのに ワ行のイ(ヰ)とかが使われてるのか http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/index.html#ds グロッタルストップしないバージョンをこれで表してるようだけど、説明が無しにこういう表記だったら wiとか weとか発音するのかと思ってしまう。 俺は実際は yi と言う発音があって iとyiの違いだと思ってたんだが違うのか >>406 食べれるはかまりーん(かまりゆん)だね 後は合ってる >>409 色んな学者や運動家が好きなようにテーゲーな表記法を作るから混乱するんだよな。 文法や語彙などはシマごとに違っていいけど、表記法だけは標準化して統一した方が 各シマの方言を復興する為にもいいのに、誰も手を付けない。 学者の怠慢だよ。 少なくとも本島中南部、できれば本島北部・奄美までは、統一表記法を考えたらいいと思うんだが。 やろうとしても意見がまとまらない予感もするけど。 >>409 沖縄で、古いヲ(昔は[wo]と発音された)は[wu]になり、ヱ[we]は[wi](そのあと[ji])になった。 またヤマトで仮名成立より少し前に滅んだヤ行のエ[je]は、沖縄ではある時期にワ行のヱと同音になり、その後ヱといっしょに[wi]>[ji]となった。 もともとは仮名は平安時代の日本語にあわせてできたから、[ji]や[wu]と読ますような字は存在しない。 [ji]と[wu]がほしい。お、「ヰ」が余ってるじゃないか、ということで「ヰ」で[ji]、 [wu]のほうは外来語の「トゥ」と同じ方式で「ヲゥ」にしようというわけだ。 沖縄方言をどのように書くことにするかという表記法については焦点はいくつかあるが、ワ行・ヤ行がらみはその一つ。 ここは割れている。他には(2)声門閉鎖音(3)家 [ja:]のようにアクセントにからんで長く発音される母音、 (4)ai,auの融合した母音[e:]、[o:]/[a:]、およびび合口音[u:]と古いエイに当たる[i:] (5)口蓋化 (6)士族音と平民音 (7)古いレに由来する/ri/と元からのリに由来する/ri/ (8)合拗音[kwa][gwa] (9)名詞+ヤ (10)母音の脱落 などが考えられる。 表記法統一の第一の争点は士族音と平民音のあつかいやな。 士族音は平民音とちがってサ/シャ、ツ[tsi]/チなどを発音しわけるが、 (1)士族音を基準にして(「土」をツィチやツチ、「乳」をチチのように)書き分け、読音は同じにする。(士族音を使いたい人は発音もし分ける) (2)平民音を基準にしてどちらも同じに書き、(流歌などで)士族音で読むような場合も書き分けない。 (3)平民音を基準にして書き分けをしない表記Aと、士族音を基準にして書き分けを行う表記Bの二系列を設け、 主としてAを使い、場合によってBを使うようにする。 (4)現状を追認して、書き分けは任意(たとえば同じ文章の中で、ある個所で「首里」を「シュイ」と書き、ある個所で「スイ」とか書こうがお構いなし) の4通りが考えられる。(4)はあまり魅力がないだろうが(1),(2),(3)は意見が分かれると思う。 >お、「ヰ」が余ってるじゃないか、ということで「ヰ」で[ji]、 余ってない wi:(甥)、wi:yuN(酔う)などがあるからwiにヰを当てるべき ヲィなんて変な表記作るなと言いたい >>411 通時的な部分はバッサリ切り捨てたほうが問題がすっきりするんじゃないか まさか琉球方言話者・学習者全員に歴史言語学的な事をみっちり覚えさせるわけにもいかないよ 学習者は全く触れないわけにはいかないけれども 声門閉鎖音を ' として、語頭では 'a / ya / 'ya / wa / 'wa, 'i / (y)i / wi / 'wi, 'u / (w)u / yu / 'yu, 'e / (y)e / we / 'we, 'o / (w)o / yo / 'yo, を区別するのに対して、語頭以外(複合語は除く)では (a) / ya / wa, (y)i, (w)u / yu, (y)e / we, (w)o / yo, と区別が無くなるようだから、語頭だけ、ちゃんとわかればいいんだよな。 N / 'N me / 'me もあるか、一応。 首里那覇方言以外だと 'na とかもあるか。 http://www.ninjal.ac.jp/endangered/report/kikaijima.html では^ウのような表記を使ってるな。 >>415 自分は声門閉鎖音のあつかいについては、以下のようにするのがよいと思う。 一言でいえば歴史主義ですが、 ・'a,'i,'u,'e: 'o:はそれぞれア、イ、ウ/オ、アイ/アエ、アウ/アオ/ウア ・ja,ヤ、juはユ/ヨ。je:はヤイ(/ヤエ、アイ、アエ) ・waはワ、wuはヲ、wiはヱ、we:はワイ(ワエ) ・'ja,'ju,'wa,'wuなど声門閉鎖のつくの音は 'ヤ 'ヨ 'ユ 'ワ 'ヲのようにアポストロフィーを左上につける ・'Nでは、稲 'Nni 'ネ 芋 'Nmu 'モ のように鼻音を無視してその後の字にアポストロフィーをつける ・二つ ta:chi のように単なる脱落音についても、次の音節の字にアポストロフィーをつけて 'タツのようにする 声門閉鎖音は通時的に見て二種類に分けられる。一つは子音のつかない単独の母音にともなうもの。 一つは声門閉鎖音のついた母音が脱落することによってその後ろの音節の子音に移ったもの。 前者を一次声門閉鎖音、後者を二次声門閉鎖音と仮に呼ぶ。 一次声門閉鎖音は表記には何も反映せず、ア行の字を用いる。 二次声門閉鎖音は音の脱落を表すアポストロフィーを使って間接的に表す。 「 『'』 がついているのがワ・ヤ・マ・ナ行の字ならば声門閉鎖音をともない、それ以外ならばともなわない」という規則を書き手に教えればよい。 「(二次)声門閉鎖音を持つ音節は母音の脱落によって生じたのだから、(通時的な)脱落があることが分かれば そこに声門閉鎖音があるかどうかも分かるだろう」という発想に基づく。 この方式のメリットは、一律に’をつけるだけで「ヲゥ」「ッヤ」など新しく字母を作らなくともよいところにある。 ・沖縄方言では声門閉鎖音は一つの音素だ ・カナは音節文字であり、子音と母音が結合した音節を単位として音韻と一定の対応を持つ。 ・ならばk+a,i,u,e,oにそれぞれカ、キ、ク、ケ、コが用意されているように、声門閉鎖音(をともなう子音)を持つ音節を表す字をそれぞれ用意せねばならない。 という発想が琉球方言のカナ表記を支配しているように思える。 だがそうとは限らない。声門閉鎖音だけ、独立した字母を与えられない二等の子音としてあつかってもよいのではないか。 アポストロフィーはもとはローマ字の体系の一部で、ローマ字に由来するものを仮名の体系に入れるのが嫌だというなら 形は点でも斜線でもなんでもよい。 濁点と半濁点のようにして、濁点の点一つ版にするというのはどうだろう PC上で使えないのが困るが >>417 語頭のjiはどうするの? >鼻音を無視してその後の字にアポストロフィーをつける それやると汎用性が下がるんじゃないかな? ttp://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/details.php?ID=SN01498 首里方言でも'mense:N と発音する語があるくらいだから 本島中南部でも少し離れた地域では声門閉鎖音+ n / m はけっこうあるんじゃないかな。 >「 『'』 がついているのがワ・ヤ・マ・ナ行の字ならば声門閉鎖音をともない、それ以外ならばともなわない」 声門閉鎖音をともないじゃなくて鼻音をともないだろうけど、 「出る」とか「動く」とか「重い」とかは? というかどうせ歴史主義を採るなら最初から中近世風の歴史的仮名遣いにすればいいんだよ。 一語ずつ綴りと発音を覚えなきゃいけないのは同じだが 歴史的仮名遣いなら琉歌や芝居の脚本、おもろ、碑文まで読めるようになるおまけ付きだ。 例外や微妙な語も多いし「めしよわちへ」とか斜め上な語もあるけど、英語よりは楽なはず。 方言ごとの細かい発音差をほとんど考えなくてもいいのも利点だ。 >>420 語頭の 'N-というのは、完全な母音と、完全な脱落の中間と考えられる。 'imensheeN > (*'NmensheeN) > 'mensheeN 'ubusan > 'Nbusan > (* busaN) 'N-は拍は失っていないが、鼻音として後ろの子音に同化しており、半分脱落したようなものだ。 「'」によって、語頭の母音の完全な脱落と不完全な脱落の両方を表す。'が間接的に ∅と[n]の二つの音価を持つだけのことだ。 'Nを「い」「う」で代用してもいいが、 語頭の i,u -'N - ∅ の三段階の揺れに合わせてそれぞれ3つ表記を用意しなくても2つでよいのではないかと。 あるいはさらに過激に、三者を い/う に統一して黙音、'N、母音の3通りに読ましてもよいのではないかと。 音素に一対一に文字を当てるのが理想的という公理に唾をかけるような態度なわけでご批判もあるところだろうが。 ちなみにjiについては 古い[wi]によるのでヰを使うことになるな。[je]によるものもあるが、 ・ア行のエに二役やらせる ・ヰが兼ねる ・新しくカナ1文字作る の三通りの選択肢から選ぶとなると、どれもどっこいどっこいだろうからキズではあるが妥協でヰにやらせようか。 キズというのは、歴史主義すなわち本土(古)語との音韻の対応関係にたよってカナ表記を一定にしようと原則からはずれるという意味だ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる