日本と言う国号ができた年代は諸説あるらしいけど
天武天皇の即位した672年から大宝律令が出てきた701年までの間にできたというのが有力な説らしいね。
つまり、天武天皇か、持統天皇か、そのぐらいの時代だから、聖徳太子より新しい時代だよ。

つまり、国号で言うと飛鳥時代末期から日本語と呼ぶんだろうね。
上代日本語という言語でおもな資料というと、『古事記』(712年)とか
『日本書紀』(720年)とか『万葉集』(759〜)だね

最古の事例というと、『魏志倭人伝』に出てくる固有名詞とか人名だけど、
日本人が書いたものとなると、鉄剣とか木簡とかに断片的に書かれた固有名詞や役職名や
短文だけど、長文資料で、となると古事記とかが出るまではないっぽいね。

ちなみに縄文時代ともなると、地域ごとに土器とか住居の形式が全然違うとか言うらしいし、
言語レベルでも違った集団が複数日本列島にいた、という説らしいね。
弥生時代も地域ごとに墓のフォーマットが違うし、言語レベルでも別だったんじゃないかな。
大和王権が全国的に統一されたフォーマットな古墳をつくったあたりにはある程度統一されたんだろうけど。