アルタイ諸語について語るスレ 2
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アルタイ諸語に関しては、まだ個々の祖語すら確立されてないからな…
ウラル語族はフィン語が祖語からほとんど変化してなかったから祖語が再構できたが、アルタイ諸語はどれも借用語が多くて祖型を保ってる言語が無い
チュルク語もモンゴル語もツングース語も朝鮮語も、有史以降でも非常に大きく変化してる
唯一激しい変化を蒙ってないとされるのが日本語だが、日本語は日本語でAN語起源の単語がかなり多いし
ツングース祖語やモンゴル祖語、チュルク祖語がまず再構されないとアルタイ語族の是非なんて判断できない チュルク語にもモンゴル語にもツングース語にも一人称*biが再構されるし、チュルク語とツングース語には二人称*siが、モンゴル語には二人称*tiが再構される
これらはどう考えても関係があると思われるのに、何故アルタイ語族説は劣勢なのだろうか 印欧語族では、人称代名詞は品詞として確立しているし、使用頻度も高い基礎語彙だけど、
アルタイ諸語での扱いはどうなってる?
日本語みたいに、人称代名詞と普通名詞・指示代名詞の文法的な差が曖昧で、
歴史的にも不安定な場合、人称代名詞の類似を系統の根拠にするのは厳しいよね よーく考えよー 幹部はお辞儀だよー
三菱UFJニコス
アメリカンエキスプレス
りそな銀行
住信SBIネット銀行 日本語はアルタイ語ではないな。相撲力士みたいな話し方はアルタイ語かもしれないが。
日本語はモンゴル語にもトルコ語にもまったく似ていない。モンゴル語はトルコ語に似ているが。 日本語に似ているのは扶余諸語。ツングース諸語だろうな。
モンゴルの影響は少ない。 祖語という概念がだめだめだからな。
文化をまるで生物種の血統であるかのように考えている。
文化は離れている種間でも雑種化が起こるわけで
少なくとも祖語を複数想定しないと日本語の解明は無理。 「祖語」なる単一の系統を想定できるケースは
各言語の歴史が比較的浅いことが条件で、
そうじゃなくても文化的・人口的に閉鎖ぎみだったことが条件。
祖語を見出せる極めて例外的ケースである印欧語から出た概念を
言語学、言語史学の標準モデルに置いてはいけない。 アルタイ諸語(話者が多い順)
日本語(ツングース語族、125,000,000)
朝鮮語(ツングース語族、75,000,000)
トルコ語(テュルク語族、70,000,000)
アゼルバイジャン語(テュルク語族、30,000,000)
ウズベク語(テュルク語族、18,500,000)
(以下略) 20年以上も前に否定された説をよくもまあ持ち出せるもんだな アルタイ語族説を今も信奉してるのはトルコの民族主義者だけだろ そもそも「語族」という概念が言語学的に成り立つのかどうか疑問が呈されるべき。
つまりインド=ヨーロッパ語族という概念だって単なるアナロジーにすぎないと解釈されるべきでは?
そう考えると、言語学において、語族という概念そのものが相対化される。
そもそも生物の遺伝子のような系統概念、種族概念みたいなもののアナロジーとして
言語を類型化することは科学的なのか? トンデモじゃないのか? >>25
資料が多くて研究も進んでる印欧語族に比べて、
他の言語は過去の資料が少なくて研究も進んでないってだけでは?
バベルの塔じゃないが、単一の世界祖語にまで絞れるかどうかはさておき、
全くトンデモとは思わないが。 オーストロネシア語族も一応ちゃんと立証されてる
ニューギニアの沿岸あたりのパプア諸語と混ざったような判然としない言語の存在こそあるけれど >>27
台湾が発祥というのを初めて見たときは驚いたよ。
ピジンとかクレオールとかいうのは、言語の誕生以来どこでも繰り返されてきたことだろうから、
その程度が大きければ大きい程、古ければ古いほど、
系統分類が困難になるだろうことも察しはつく。
生物学の分類とは違って、言語は簡単に雑種ができてしまうからね。
でも、遺伝子学や文化人類学の成果とも大きく矛盾してないんだし、
言語の系統を研究するのはトンデモではないよ。 北米大陸西海岸一帯の、語族と孤立言語の大量密集っぷりは異常
あれに匹敵できるのはニューギニア島くらい >>29
どうしてそういう現象が起きるのだと思いますか >>30
むしろ農耕開始以前は世界中で常態だったのかも。
で、牧畜や農耕の拡大が巨大語族の膨張を伴ったので
言語地図を一色に塗りつぶす潮流が生まれた、とかね。
それにしても
太平洋を囲む地域に語族密集地帯が多いのは何だろうね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています