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『基礎日本語文法』ではニ格の用法に「人やものの存在場所」「所有者」「移動の着点」「動作の相手」
「動作の対象」「状態の対象」「原因」を挙げていますが、ヘ格の用法には「方向・目的地」を表すとあるだけです
すなわちニ格の「移動の着点」とヘ格の「方向・目的地」が重なっているわけですが、場所や方角以外に
受け取り手の「人間」にヘ格を使うというあなたの強弁には全く根拠が感じられません
私の言うことが詭弁だとおっしゃるのなら一体どこにどんなごまかしがあって詭弁を成り立たせているのか
はっきり説明したらどうですか
「家に向かった」の「た」が「たり」から発達したことが一体何の関係があるのですか
「た」であれ「たり」であれ「向かう」という動作がここでは成立していて、動詞の連鎖が時系列順に
次の動作に移っていることは明らかでしょう
あなたにもわかるように言ってあげましょう
「彼の存在を確かめに行く」→「見たら彼はいなかった」という観察の結果を導くために動詞を連続させるのに、
移動が確実に成立した「行く」ではなく、移動への意思しか示さない「向かう」を選んでしまうあなたの
文章のセンスが日本語ネイティブとしては哀れなほど鈍いって言ってるんですよ
悪いことは言いません、明日から図書館に通いなさい そして児童書からでいいのでたくさん本をお読みなさい
そうすればいくらか文章センスも磨かれて、他人を顔色をビクビク伺うような国語観じゃなくて
筋の通った論理的な言語観ができあがるでしょう
こんな所で板違いの間抜けなチョン認定なんかしてる場合じゃないですよ