接尾辞op(opu) 促発を意味する動詞たらしめる。
(例) lodop来させる,lodopu来させない。
接尾辞or(oru) 他動詞の役をしていることを判明ならしめる。
(例) bakor流す、bakoru流さぬ。
接尾辞x(xu) 動作の結果が実現している意味(いわゆる完了形)を表わす。
動詞が三文字ならex(exu)をつける。
(例) haosx帰宅している、haosxu(uhaosx)帰宅しておらない。lodex来ている lodexu(ulodex)来ていない。
これらの例は現在完了形といわれるものだが、ipxを接尾すると過去完了形となり,erxを接尾すると未来完了形となる。
動詞の運用接尾辞も別音節であり,長音字にはアクセントをつけ,短音字は判明に強く発音する。
また動詞の運用接尾辞には,意味の通る限り動詞の一般接尾辞がつけられる。
なお運用接尾辞を重ねることも差支えない。
その順序は意味にもよるが,形からでは複雑なものを先きにし,短音字よりも長音字を先きにする。
(例) gegipa bnop走ろうとした犬、gofike bpeb飛びだす鳥、pajomipe kcon読み続けた少年,pajomerll読み続けようこと。
【注意】動詞の運用接尾辞は,名詞その他にoをつけて動詞となったものにも使えるが,紛らわしい場合はeで仲介さし又は避ける。
(例) mivqoex逆になった,cdefoip寸間であった。
動詞の運用接尾辞を使い,少し複雑な文例を示す。(文例10,11,12,13)