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上代特殊仮名遣い 三音目
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0101名無し象は鼻がウナギだ!
垢版 |
2014/05/30(金) 23:46:14.430
なお、上に述べた言語Xの性質なるものは、アイヌ語ではなく、日本語の通時考察から、俺が独自に内在的に導いたものだよ。
不思議なことに、同様の観点からの内在考察パッケージを、俺は寡聞にして知らない。
日本語を通時考察した場合、最古の形は次のようになると考える。

1・接尾辞の独立性がどんどん高まり、ついには孤立語的構造になる。動詞の活用まで、膠着部分が分離してしまう。
2・半ば孤立語的になったにもかかわらず、左側語順でSOVという原則は、一切揺らがない。
3・どこまで行っても鉄板の、日本語の統語法の本質は次の2つ。
 3A・体言と用言の峻別と、それに基づく連用(副詞的)と連体(形容詞的)の修飾関係の峻別=名詞と動詞の大対立
 3B・意思性/自発性を基本概念とする、動詞の自他・使役・受け身などの用言ヴォイスと、ヴォイスに従った動詞の名詞選択
4・他の言語に全く語源を求められない基本語が、最多数派

既に書いたけど、2は、情報科学的に不自然な構造で、特にこの構造を採用したことには、何か原因があると考えられる。
3の2つの基本要素で組み立てられる言語は、北方にも南方にも、似たものが見当たらない。
そして、3Bと2は、特に鋭く矛盾する構造だ。

このことは、クレオールの素材となった未知の基層言語に原因がある、と考えれば、一応の仮説は建てられる。
歴史を遡るほど、膠着体質が消える一方で、孤立語として不備・不安定だとすれば、
基層言語に、未知の要素として、屈折か抱合の要素を認めることになる。
そして、祖語語彙をどんなに捻っても、屈折は出てきそうにない。残りは抱合となる。
そこでアイヌ語をみると、左側語順で、項数支配があり、抱合内部も原則「左側的接辞順」になってる。
「統語法としてアイヌ語に似た、系統論上は別系統の言語」が基層なら、説明は可能だろう、ということ。
0102名無し象は鼻がウナギだ!
垢版 |
2014/05/31(土) 00:21:30.130
多分、末尾Iの人(仮称)は、この3つの日本語の通時原則に、そもそも同意しないだろうなあ。
多分、彼は次のように考えているはず。

4・接尾辞の独立性は高まるが、代わりに接頭辞が生気を帯び、また接中辞や前鼻音化も文法的活動を開始する
5・孤立語的になるほどに、左側語順が壊れていき、右側語順でVSOに近づいていく
6・日本語の基本構造は次の通り
6A・日本語の基本構造は、「の」による体言の連結と、前鼻音化等による品詞転換である
6B・動詞と、動詞が要求する焦点名詞が、最古の構造である。これが「てにをは」の起源である


俺と彼との対立は、実はここだと思う。だから、
>>1から、そこまで外れた話には、依然としてなってない。
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