>>15
ん?「の」『以外』の助詞は、アルタイ起源(北アジア起源)っぽい……か……な……????

AN的とは言いがたいし、
そもそもANは、祖語に近い言語では本来前置詞型なので、
助詞というのは、一般にはそのままでは出てこないんだけど、

日本語の他の助詞は、アルタイ系の言語と、何か音韻関係らしきものは、ありますかね?
特に、文法上基幹となる機能を果たす格助詞が、問題の核心。
属格「つ」(末裔は江戸「っ」子か?)以外、何も出てこない気がする。

アルタイからの後世の輸入なら、既存の北アジアの大陸言語と、「いかにも」の対応があってもいい。
「イン大陸、イン半島した北方ラーから、直接借りるイングした語彙ズが、アロットオブに存在するはず」だ。
でも、現実は、地理的に隣接する朝鮮語とすら、音韻対応関係が全くない。

なお、大野など、古い国文学者は、助詞の起源は「語末の詠嘆」に求めるという、
文学的で浪漫的な古説を採用していた。言語屋からすれば、一見「文芸家のネタ話」にしか聞こえないが、
助詞と言えばアルタイだろ?と凝り固まっている頭には、一服の清涼剤になる。