>>317-319
>首里でも「三つ」と同源とされるNcju(1)「一昨年,三年前」<*mituでは狭母音の前で*iが落ちている。mutu(1)<*muto「六年」と合わせれば*mitoを再建すべきか。
これは「三つ」と同源ではなく*toでよい
古琉球の仮名文で「みちよ(micjo)」と「むと」
「と」は本土の「とせ」に当たる助数詞

>mɨdzɨ「水」(<*medu),mɨmɨdzɨ「蚯蚓」(<*memezu))
沖縄niisee薩摩niseに対し奄美nësë(<二才)のように奄美では後の母音が逆行同化を起こす場合あり

>数詞には長母音が良く現れるが祖語にまで再建する必要があるのか不明。
>「三つ編み」とか「三つ葉」
沖縄にもʔumicimuN(御三つ物、火の神の別名)のような語がある