深夜のテンションで余計な事をダラダラ書いてしまったのに丁寧にありがとうございます。
まとめて書くとまた無駄なこと書きそうなので今思ったことだけ返します。

>ke1puはke1saからの類推
なるほど。そしてke1puの類推でkino2pu→kinepuと類推の連鎖が続くと(すみません,また余計なこと言いました)。
>「*okiara」「*kapiar/s」「*sakiab」などの語が絶対なかったっていう証拠もない
それはそれで構わなくて,ただそう考えたときにその*iaが母音連続なら他の母音連続は認められないのか,
上昇二重母音なら他の上昇二重母音*uaは認めないのかが気になったという話です。

>kua→ko1があってもおかしくないし344の仮説に特に影響はないと思う。
おっしゃる通り影響はなし。私が言いたかったのは,*iaが上昇二重母音なら体系的に*uaがないのはやや不自然なので,
*uaがあった可能性をもう少し追及してみてはということでした。

>本土日本語のe1の高舌化/琉球諸語にe1が残った時期を3世紀より前と見たい。
これはe1じゃなくて*eかな。前スレで*oiの変化と絡めて議論していたけど,それ自体に異論はない。

>また、usiro kusiro musiroに個別に複合語の可能性を示唆しているけど、せっかく*usiroという音の並びで似たような動きを示すんだから
>少ないルールで説明したほうがオッカムさんも納得いくと思った。
その通りです。uとo2が同語根に共存するのが何となく気持ち悪いので無茶したが,日琉祖語の段階でそのような同化が起きたと見た方が素直ですね。

>あとe1も有坂法則も柄渠觚か。俺柄渠觚さん好きだな。
漢字音を考えたら*pe1go2ko1かな(いずれにせよpe1go2が何かは不明)。