>>381
すでに行われているのかもしれないけど統計学的な手法による評価も必要かもしれない(特に例外扱いについて)。
そもそも祖語は現在のデータを合理的に解釈する仮説にすぎないので,新資料の出現などによって修正は常に必要になる。

>>382
>「びっくり仰天」「深刻な問題」「どうとでもとれる」
が>374の
>「下り目は有無だけが問題」
という誤解によるなら,>>375で代わりに答えてくれているように3拍語(まで)では下降の有無に対応するのでまさに
「ざっくり同意」しただけです。高起式では下がり目の位置がそのまま本土祖語に受け継がれるので位置も弁別的です。

>本土祖語が、下り核の位置アクセントなの?
は後の疑問に繋がるのでしょうか?本土祖語は上野善道と同様に2式(高起,低起)と2核(昇り核,下げ核)で解釈する。
日琉祖語も体系的には同じ。なので「エントロピー」は変わりません。(院政京都の「去-」始まりは別枠だが)

>乙種中輪から京都寄りでは、3音節456類は、院政京都の古い下り目を死滅
6類も含めるのは何故?そもそも4類と6類には普通下がり目(下げ核?)を考えない。「語頭の滝」を指している?
6類で語頭の滝は消えた?内輪中輪で6類が1類に合流したことを差している?(京阪は無関係?)すると4類は?

>どの方言も、「古い下り目」のかなりの部分を、必ずどこかでまとめてジェノサイドしています。
外輪・西南九州と内輪・中輪・京阪(讃岐はやや異なる)とでは質が違うからそれをまとめることにどういう意味があるのか見えません。

>鹿児島は別枠かもしれない
鹿児島だって2拍5類や3拍7類の下がり目は消えているのでは?厳密に言えば高起式の下がり目だって情報的には「消えて」いる。

>本土方言を含めた上流を探る場合、「下り目一元論」で処理するのは、多重に危険です。
>かぶせ音素の具体的マーカーは、今の段階で絞りこまないほうが安全と思います。
これも何を言いたいのかよく分かりません。スレでは話題になっていないと思うが早田説への疑問?
私は日琉祖語も2式(高起,低起)と2核(昇り核,下げ核)が弁別的だったとして特に問題があるとは思いませんが。