元々下り核だとしても、通説に従うと一拍後ズレがなぜ広範囲かつ各地で起こったことが疑問として残り、
ラムゼー説みたいに乙種が古形だとすると他の体系が導きにくくなるので、
上げ核アクセントと考えてみたわけだが、確かになぜ反転したのだろうかという問題がある。
そうすると、祖体系から、乙種の下げ核の位置に核がある強さアクセントの体系を経て
乙種が成立したと考えるべきなのかもしれない。