>>47
コンセンサスが得られるのが「タイ・カダイ」というまとまりまでだから、だと思います。

・同源語で、漢語やチベット・ビルマ(TB)にはあるのにタイ諸語には対応するものが見られないケースが多い。
・「カダイ諸語」がベネディクトによって提唱される。
・ベネディクトはタイ・カダイ、AN、ミャオ・ヤオを「オーストロ・タイ」として系統関係にまとめた。
・タイ諸語がシナ・チベットに属するのか、オーストロ・タイなのか、はたまたそれら以外なのかは確かなことは誰にも言えないが「広い意味でのタイ諸語」の語族としての系統性はおそらく問題なく正しい。
・このような経緯から「タイ・カダイ」という言葉そのものが中立的ではないという立場もある。
・「シナ・チベット語族の漢・タイ語派」と位置づける伝統的な説も健在だと思います。

タイやSTやANは専門でもなんでもないけど、同じく専門じゃない日本語に関して書き込みをしてる身であるから、自分なりの拙い理解を述べてもよいかなと。
専門の方に補足してもらいたい次第