>>286
えー?
なんで飛鳥時代〜奈良時代にかけて仏教とともに悉曇学を移入してるのに、決まり文句の真言以外を結合音節文字で書くようなことは無かったじゃん。
文字の合理性は早期に見出していて、体文摩多表から五十音表を作り出してはいるけれども、万葉集も古事記も和語を標記するに用いたものは
漢字のアテ字の万葉仮名で、梵字は使っていない。後に生ずる仮名も、漢字の草体から。
これは、結構使いにくいからではないんかい?
インド圏でも、クシャン王朝でブラーフミー文字やカローシュティー文字のような従前使われていた結合音節文字を捨てて単音素文字のギリシャ文字に
切り替えてたし、ずっと後の時代にもデーワナーガリーを捨ててアブジャドのアラビア文字に切り替えたウルドゥー語とかあるし。