接尾・接頭辞か後置・前置詞の違いは、間に形容詞などの別の要素が入りうるかということ。

例えばロシア語では
в аэропорту(в が前置詞、аэропортが空港、全体で「空港で」)は、vaeroportuという1つの単語のように発音されるけど、
в этом аэропорту(この空港で)のように、別の要素が挟まりうるから、接頭辞ではない。

では、日本語ではどうかというと、名詞のあとに形容詞が来ることもないのでこの判別法は使いにくい。
文語では「社員(管理職を除く)は、業務の自己評価書を提出してください。」のような表現もできるので、「は」は後置詞という意見もあると思う。逆に、口語ではこういう表現はしないし、後置詞ではなく接尾辞ということになる。