>>37
そこなんだが、簡→カミにしてもまた>>36の文→フミ、そしてよく聞く金→カネにしても
mとnが対応しないものばかり
語形から見て明らかにカナさえ無かった、耳に頼るしかなかった可能性の高い時代の借用語であるはずなのに

後の呉音にしても漢音にしても-n(ン)と-ng(ウ・イ)をあれだけ神経質に写し分けていたのに
どうして-mと-nの違いにだけはあれだけ無頓着だったのかも謎
対応する入声のフとツは区別できていたのにもかかわらずだ
仮名の「ん」は最初から无(無)に由来するし、「ン」も諸説あるがやはり「无」という説もあるから
母音が後につかないとN⇔Mが自由に変異したものらしい