日本はずっと言文不一致でやってきた。


書くとき、つまりは読み書きのできるものは漢字を使うから、漢語を使い簡潔に書くことができた。
一方、読み書きのできないもにはそういった対応ができない。


呉音は古い!時代は漢音だぜ!って呼び掛けにも、字を知らぬ者には何のことやらで、
今まで覚えてきた言葉に新しい言葉が追加されただけ。

言文一致するぞ!と言ったところで、文語体表記から口語体になっただけで、書き言葉と話し言葉はかけ離れたまま。



漢字音を一つにするなら、漢字使用を一時的にやめて、その間に漢字の理想音を構築して再教育とかかな。

それなら、今まで日本語として使用されてなかった発音を、漢字音として特別に採用させることもできるだろうし。