>>4
お祖父様の質問はたぶんぜんぜん違う内容だったのではないだろうか
日本文学で「ソシュール言語学を使った」(あるいは応用した)などという目立つ事例はないだろう
たしかに文学関係者が作家、詩人、文学研究者、評論家に至るまでソシュール言語学に影響を受けたり
関心を持ったりといったことはあったが、それがある時代の「日本」文学の特徴だったことも、
またソシュール言語学そのものを直接的に文学の作品に応用したこともないと思う

強いて言うならソシュール言語学(というかソシュールの弟子たちによる『一般言語学講義』)に触発されて生まれた
「構造主義」という思想なら文学評論や思想の世界に多大な影響を与えたようだが、この辺はもう
言語学というよりは思想・哲学の領域だ

そもそもお祖父さんが君に何を訊きたかったのか、なぜ君に訊けばそれがわかるかもしれないと思ったのかが謎だ

>音読する際の音の違い(f音、p音のような)
これはもう何を指しているのかさっぱりわからないのでもう少し覚えてることを書いて欲しい