これ後から思ったんだけど、全部「逆」の話なんじゃないかな

もともとは書き言葉の上でも規範の上でも「いばらぎ」
つまり濁音ギで、当然共通語でも茨城訛りでも鼻濁音キ゜だった

ところが共通語を話す首都圏の人もテレビの中の芸能人も
ガ行鼻濁音を発音できる人が激減した結果、イバラ[gi]と言う発音を
テレビで耳にする機会が多くなった

それを聞いた茨城県人の中に「これは自分たちの訛りを真似されているに違いない」
と勘違いした人が増え、「正しくは『キ』だから濁らないで欲しい」
と言うようになったのではないか